地学ではなく地理学。現代の消費行動・小売業と地理学(地形だけでなく、人工や産業なども関連付ける、いわゆる、社会の科目である地理)とを関連付けた本。過去と現在の日本の商業経済活動について、とくに階層化に着目した詳細な分析が述べられている。しかし、構造的解析や汎用的理論については期待したほどの内容はなかった。
地学ではなく地理学。現代の消費行動・小売業と地理学(地形だけでなく、人工や産業なども関連付ける、いわゆる、社会の科目である地理)とを関連付けた本。過去と現在の日本の商業経済活動について、とくに階層化に着目した詳細な分析が述べられている。しかし、構造的解析や汎用的理論については期待したほどの内容はなかった。
1977年に当時の記録を大幅に塗り替えた人力飛行機「ストーク」の話。音楽教師である著者は飛行機好きの夫の死をきっかけに、彼が関わった超軽量飛行機「パフィン」の設計者である石井氏が設計した「ストーク」に関して調査して出版する。単に飛行機の話で終わらずに、素材である和紙の話、人力飛行の歴史、飛行機の歴史、伝承、人々のエピソードなど、関連する話題が、わかりやすく愛情ある語り口で漉き合わされている。とてもよい読書体験である。
理論物理学方面のブルーバックス。
数学と物理学は相互に関係しながら発展してきた。例えば、マックスウェルが電磁気の方程式を統合しようとしたときに、数学的な矛盾を解消するために変位電流を導入した。そこから電磁波(光)の存在が理論的に予言された。そして光速が不変であることがマイケルソン・モーリーの干渉計で実験的に確認され、を数学的に満足させようとすると相対性理論が生まれた。
現代の超弦理論では用いられる数学も抽象的で高度なものになっているが、その数学的エッセンスを抽出してパズルとしてわかりやすく楽しく理解しようというのが本書の趣旨。とくに対称性や保存則を用いた鮮やかな解法が魅力的だ。物理の本なのでパズルだけでなく、それがどのように物理と関係しているかの解説も興味深い。
2ページ×100話の構成で読みやすい。古典(奈良〜昭和初期)の文献をもとに日本語の成り立ちを探る、という内容が多い。日本語の成り立ちというのは非常に興味深いネタだ。古典からの引用が多いので、そういった文献(活字化されたものだけでなく書かれた状態なので字も草書体だったり)に馴染みがないとハードルが高く感じる。
先日、飛び石で車のフロントガラスにヒビが入っているのに気づいた。ワイパーの範囲外でもあるし、普段は汚れているところなので、しばらく前に割れていたが気づいていなかったのだろう。とりあえず応急処置として梱包用のPPテープでヒビが広がるのを防いでいた。
会社で入っている保険を調べてみると、「ガラス特約」があり、専用の電話番号に電話すると、その翌日にガラス修理工場(Safelite Autoglass)の予約が取れた。ヒビに専用の接着剤を塗布するだけなので、1時間弱ぐらいで修理が終わる。
外観も、ほとんど目立たなく、アメリカにしては非常に良い出来である。
修理前 |
修理後 |
→たぶんこんな感じの修理だったのだろう