2018年4月3日火曜日

米国SIM H2Owireless

米国用として、H2Owireless のSIMを購入してみた。日本ではKDDIがサポートしている。

https://www.kddimobilesim.com/

選定理由としては、次の通り。


  • 日本でアクティベート可能
  • 固定電話に対して国際電話無料がある

ただし、ネットレビューでも書かれているように、アクティベートにトラブルが多いこと、番号の使い回しが原因と思われる間違い電話が多いこと、が欠点のようだ。

とくにインターフェイスがヘボすぎるので、これから使おうとしている人に対しては、あまり推奨できない。



一般的にSIMを使うためには次の手順が必要。

0.SIMフリー端末の準備

端末が対応しているバンドが、地域のキャリアの対応しているバンドに対応していなければならない。
対応状況を調べた結果をまとめておく。
  • 端末については、今使っているZenFone4を挙げた。各自の端末で調べ直す必要がある。
  • 日本のキャリアについてはMVNOで最も使われている docomo について挙げた。
  • アメリカのキャリアについてはシェア最大、H2Oが使っている、日本のバンドと親和性が高い、から、AT&Tについて挙げた。
  • フィリピンのキャリアについては、大手っぽい SMARTとGlobe について挙げた。

ZenFone4(ZE554KL)docomo(IIJ type-D)AT&TSMARTGlobe
B1FDD-LTE、W-CDMAFDD-LTE、W-CDMA LTE、3GFDD-LTE、3G
B2FDD-LTE、W-CDMA FDD-LTE、W-CDMA FDD-LTE
B3FDD-LTE、W-CDMAFDD-LTE LTEFDD-LTE
B4XFDD-LTE
B5FDD-LTE、W-CDMAFDD-LTE、W-CDMA3G
B6W-CDMAW-CDMA
B7FDD-LTE
B8FDD-LTE、W-CDMA3G
B9XW-CDMA
B10X
B12XLTE
B14XLTE
B17XFDD-LTE
B18FDD-LTE
B19FDD-LTE、W-CDMAFDD-LTE、W-CDMA
B21XFDD-LTE(東名阪)
B28FDD-LTEFDD-LTE
B29XdLTE
B30XdFDD-LTE
B38TD-LTEda
B39TD-LTEda
B40TD-LTEda
B41TD-LTEda
B42XFDD-LTE
850GSMdGSM
900GSMdaGSMGSM
1800GSMdaGSMGSM
1900GSMdGSM

1.SIM を購入

使おうと思っているキャリアのSIMを購入する必要がある。H2Omobile の場合、日本のAmazon で100~200円で購入可能。

2.アクティベート

開通ともいう。SIIMのIDをキャリアに送信して、電話番号を入手する。

実際にアクティベートしてみると、やっぱりトラブった。

1回目のアクティベートに失敗して、再トライしたらコードが使用中とのこと。

チャット対応は、東部時間の12:00-20:00(夏時間期なら01:00-09:00)という限られた時間。

チャットで確認してもらったところ、アクティベート済みとのこと。番号を教えてもらう。

3.チャージ

開通した電話番号に対してチャージすることで通信ができる。H2Omobile の場合、都度チャージとオートチャージが選べて、両方共クレジットカードが必要。今回は出張時だけでなく、赴任時も使う予定なのでオートチャージを選択。$30で2G/月、オーバーすると低速化。日本で通勤電車中に使っていても1GBぐらいの使い方。米国では大抵の場所にWiFiが提供されているので、自前で通信するシチュエーションを考えると、当面はこれで大丈夫だと思う。

米国内の音声通話、SMSは無料(定額範囲に含まれている)。

日本へは、固定電話宛は無料。携帯電話宛は約$20分が含まれている。掛け方は、+81-「市外局番の先頭の0を取った番号」。「+」を入力するのは「0」の長押し、または「010」の入力。

このチャージのウェブページも、思うように動作せず、フィードバックが乏しく、現状確認がしづらい。

4.動作確認

スマートSIMなので米国の電波を掴むとAPNが自動設定され、データ通信(4G LTE)が開通する。と説明されている。しかし、これも動作しない。自動で設定されて3Gは開通するものの、4G通信ができない。いろいろと四苦八苦していたが、端末を再起動すると4Gが使えた。このへんも、ダメである。

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