2019年4月16日火曜日

『おカネの教室』

ネットで話題になっていた本。内容で、というよりも、本書の成り立ちの方を先に知った。経済記者である筆者が自分の子どもたちのために書いた物語風の解説が、Kindle自費出版、商業紙出版となった。その過程を先に知ったのだ。

https://note.mu/hirotakai/n/n0dbf7038bc59







内容は、学校での、先生と男女二人の生徒の会話によって物語が進み、その中で経済の基本的な仕組みが解説される。『数学ガール』や『OS Girls』と同様のフォーマットである。流行っているのかな?

当初は、自分たちの子供に向けて書かれたとのことで難しい話は無い。ただし、経済の教科書でもないので、網羅性や体系などは期待できない。また、経済記者として、また、親として伝えたいことに力点が置かれている。大人が読んで面白いかといえば、やや不足かもしれない。

しかし、note.mu に書かれた、成立過程やマーケティングの話はとても興味深く読めた。



過去の読書記録はこちら
https://cold-darkstar.blogspot.com/search/label/%E6%9C%AC
https://booklog.jp/users/nkon
http://park11.wakwak.com/~nkon/misc/book/







0 件のコメント:

コメントを投稿