2019年5月4日土曜日

Laura Ingalls Wilder Museum

『大きな森の小さな家』で始まる、シリーズもののアメリカ開拓物語がある。舞台はウィスコンシンからサウスダコタ一帯。日本でもテレビドラマで『大草原の小さな家』シリーズが放送された。アメリカ開拓時代の、著者・ローラ・インガルス・ワイルダーの実体験を元にした自伝であり、日本でも愛読者が多い。

妻・娘が愛読者であることもあり、関連博物館を訪問した。
関連する土地にいくつか博物館があるが、セント・ポール近郊のペピン湖の畔にも1件ある。作者が生まれた地がペピン近郊の森の中の小屋『大きな森の小さな家』という縁だ。小屋のレプリカもある。

https://www.lauraingallspepin.com/






ちょうど、今シーズンは 5月1日からオープン(冬期閉鎖)。セント・ポールから車で1時間20分ぐらい。
博物館とはいっても、小さな一戸建て程度。ただし、中身は関連する展示物が豊富で、愛読者ならば楽しめると思う。物語中に出てきたモノが、実際に受け継がれてきたモノとして展示されている。例えば、父が引いていたバイオリン・豚の膀胱で作った風船、父が読んでいた緑の本、当時使われていた猟銃を手入れするための道具、など。

車で15分ほど行ったところに、著者の生家のログハウスがある。これはレプリカだ。物語の中では大きな森の中の丸木小屋だったが、現在の周囲には森が無く、一面は畑だ。しかし、間取りやドアの鍵のギミックなどは正確に再現されている。

ある種の「聖地巡礼」ツアーとしては満足できるものであろう。



過去の読書記録はこちら
https://cold-darkstar.blogspot.com/search/label/%E6%9C%AC
https://booklog.jp/users/nkon
http://park11.wakwak.com/~nkon/misc/book/

0 件のコメント:

コメントを投稿