渡米時、もともとの食器は日本においてきたので、ほとんど食器を持ってきていない。必要最小限で暮らしていたが、ウィスキーやワインを飲むのに、グラスが欲しいと思っていた。スーパーでちょうどいいのを見つけたので買ってみた。
Lunds&Byerlysという、ミネソタ発祥のgrocery storeのオリジナル商品で、次のようなジャムが売っている。フタは真空吸着式でネジではないので、使い終わったあとはグラスとして利用可能だ。縁は薄くて口当たりが良い。
関西で言えば、モロゾフのプリンの器のような位置づけだろうか。
ミネソタ発祥のL&BのPBであること、ペッパージェリーやアップルバターのようなアメリの家庭っぽい味であり、器も再利用できる(シールは綺麗に剥がれるタイプ)。土産物などに好適ではないだろうか。
ただ、350mlと、タンブラーにしてはアメリカンサイズなので、飲み過ぎには注意だ。
Japanese Craft Gin
見出し写真、グラスの中に入っているのはバーボンと氷。湯冷ましをプラスチック容器に入れて凍らせ、包丁で切り出した。丸くするのは大変だが包丁で切り出すのは予想外に簡単。
後にあるのはサントリーのクラフトジン「六」。
日本に帰国するときに、土産でバーボンでも買って帰ろうと酒屋に行った。相変わらず、様々なローカルディスティラー(蒸溜所)によるバーボンがあって、私は甘い感じのが好きなのだ。セント・ポール市内にも11Wellsというディスティラーがあり、隣接のバーでカクテルも飲める。
それと同時に目に付いたのが、日本製のクラフト・ジンだ。
アメリカでの一般的なジンの扱われ方はカクテルベース用。ジンのそのもの風味というようりもカクテルに入れるアルコール的な扱われ方が主流。ウォッカもほとんどそれと同じ扱い。そんな中で、それ自体の風味を重視するクラフトジンとして日本のものがたくさん並んでいる。
クラフトビールから始まるクラフトブームの流れで、日本でも、ニッカ・カフェジンや、サントリー・六のようなクラフトジンが大手メーカーからも出てきた。それがアメリカの片田舎の酒場のジンコーナーで存在感を出しているのが嬉しい。すでに、ウィスキーでは、スコッチ、アイリッシュ、アメリカ(バーボン)にならんで、日本も主要産地として認知されているが、ジンもそうなるだろうか。
アメリカでのクラフトビールの流行と同様に、クラフト・ジンのブームが日本に逆輸入されるかもしれない。
この記事は、アメリカで気づいた小さな波が、今後、日本で大きなブームになるのでは、という予測の証拠としてアップしておこう。
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