ミネソタの夏は短い、しかし暑い。天気予報を見ると38℃とか。Twin CitiesよりかはDuluthのほうが2〜3℃低く、まだ過ごしやすい。幸い雨も降らなさそうなので、自転車+キャンプ+ハイキングで北方面に行って来た。避暑。
一人だと車の積載にも余裕がある。自転車とキャンプ道具とハイキングリュックの積載が可能。後部座席に、前後輪を外した自転車を。荷室に、テント類(IKEAのダッフル)、キャンプ道具(黄色いレジカゴ)、食料(Whole Foodsの紙袋)、リュック(着替え類、カメラ)。肉類はスチロールボックスに。土曜日の朝に家を出たのだが、中の氷は日曜の朝まで融けていない。助手席には自転車道具(靴、ヘルメット、ボトルなど)。結局、ハイキングは行かなかった。
自転車
DNRのトレイルリストから、ミネソタ最長のPaul Bunyan State Trail。Brainerdから鉄道跡をたどる平坦、直線コースを北上。もともとが鉄道なので街をつないでおり、比較的こまめに補給所がある。少なくとも南側は林間コースで快適。前日が雨だったので枝などの落下物に注意。
変化が無く飽きてきたのと、暑かったので2時間ぐらいしたところで折り返す。
キャンプ
最初はDuluthあたりのホテルに泊まろうかと思ったが高い。これって、キャンプの方が安くて楽しいヤツなのでは？と気がついたので、キャンプ場を検索。ステートパークのキャンプ場予約サイトは、最初は場所・日付を指定しなければならないが、検索結果のページから、日付指定で近傍の空きサイトを探せるので便利。直前の検索だが、開いていたBanning State ParkのDrive In Camp Groundが予約できた。
今年はState Parkの年間パスポートを買ったほうがお得だったな。キャンプ道具は、レジカゴ1つ+IKEAトートに寝袋とかテントとか、というようにまとめてあるので、思い立ったらそれを車に積み込んで、すぐに出かけられるようになっている。
キャンプ場にはシャワーもある(温水も出る)ので、自転車での汗を流すことができる。ただし水は金気が強い。飲用とも書いてあったが持って行ったほうがいい。
前にも来たことがあるし、時間も無かったので公園散策はせずに飯を食べて寝るだけ。満月でもあったし、疲れていたりビールを飲んでいたので、カメラを持って行ったが星見も無し。
高温気象のためカナダで森林火災が発生しているなどして、この日の翌々日からはキャンプファイヤー禁止。ぎりぎり間に合った感じ。薪はひと束買ったが、火を付けて炭を熾すだけで調理には使わない。ゴミを燃やしたり。
この日は、日本で買っておいたB6君のデビュー戦。鉄板はダイソーのやつ。串に刺したのを焼いたり鉄板で焼いたり。食材としては、ベーコン、ソーセージ、トマト、アスパラ、舞茸、チーズ。ベーコンが失敗で、油っこすぎた。一方、ソーセージは適度な塩気で使いやすい。あと、B6君、火力が強くてすぐにコゲたりして、大慌てで食べ続けることになってしまったのも反省点。
自転車
次の日、せっかく自転車を積んで北の方にきているので、Lake Superior North ShoreのMN61沿いにあるGitchi-Gami state trailに。State Parkの年パスを持っていないので(明らかに今年は買っておくべきだった)、北側のBeaver bay trail headからSplitrock、Gooseberry fallsをめぐる感じの片道14マイル程度の往復ルート。距離は短いがNorth shoreの断崖を通るルートであり、けっこうアップダウンがある。物足りない感じはしなかった。
景色を楽しんで写真をとりながら進む。ルート上、splitrock lighthouseの展望がなかったのが残念だったが、あとで地図をよく見てみると、すこし脇にそれると展望がある箇所があったようだ。夏のLake Superiorはとても美しい。
あちこちに野生のベリーが。みんな、採取していたので食べてみたが、そんなに甘くはなかった。
赤い浜はAgate(瑪瑙)の産地。石屋・博物館もある。Agateはミネソタの州の石。St.PaulのScience Museumにも、もちろん関連展示がある。
坂道が多く、楽しい。ブラインド斜面は2車線になって安全に配慮されているが注意。
トレイルヘッドのトイレ。水も汲める。
湖沿い、景色はきれいだが、この時期、水辺は蚊が多く、猛烈に噛みにくる。早めに退散。オジサンの血はコレステロールが高いので健康に悪いよ〜。
ここから家まで3時間のドライブ。時間がなくなったのでハイキングはまたこんど、紅葉の時期にでも来よう。
自動車の走行距離が3年とすこしで3万マイルを超えた。いつまで居るのだろう？
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