2024年12月3日火曜日

地図アプリ、天気予報アプリ、星座アプリ

コタツ記事。いまや、アウトドア活動でも電子機器は必須でアプリを頼りにすることも多い。もちろん、電池切れや動作不良のリスクもあるので、バックアップも必要だが、アプリはとにかく便利。似たようなアプリはいろいろあり、選択に迷うが、使ってみたなかでおすすめできるものを紹介する。

 

 

 

 

地図アプリ、とくに、アウトドアで利用できるオフラインマップアプリ

ルートなどの情報を含む地図がオフラインで見れて、現在地がGPSでわかるもの。

FarOut

アプリは無償だが地図は有償。PCT/TRT時に使用。ミネソタの州立公園などのマイナーな地図は無い。地図+トレイルだけでなく、ハイキングに必要な水場などの写真情報がソーシャルで共有されている。季節性などもあるので、水場情報の信頼度には注意が必要だが、あると便利。


Geographica

地図を表示して、それをキャッシュしておいてオフラインでも見れる。事前に人力で見て置かなければならないのが面倒だが、ルートの事前チェックは必要なことだ。たまにスケールを誤ってギザギザな地図が表示されてしまうことがある。



Avenza Maps

ミネソタの州立公園ではGeoPDFが提供されていて、ビューワとしてAvenza Mapが推奨されている。公式の情報が入った地図が、ミネソタ州立公園の場合は無料で使えるのがありがたい。他の地域の有償の地図も買うことができる。

 



Strava

サブスクすればオフラインマップの機能も使える。私は未使用。 

どうせ、ログ取りでも使うし、すでにサブスクしているなら、色々と他のアプリに浮気せず、これが一番使いやすいのかも。

 

 

 

天気予報

スマホ標準のアプリでも良いのだが、アメリカの天気予報はいまいち当たらない。

Windy

様々な数値予報データを入手して地図上に表示できる。情報ソースを色々選べるのは良いが、どれが当たるかは神のみぞ知る。課金すれば(サブスクまたは1年切り)データの更新頻度が1時間ごと(無課金だと2時間ごと)になる。日食のときに雲の切れ目を探し回るのに使った。

アプリ内購入の場合に課税される30%のアップル税を回避するために、ウェブサイトからの購入になるが、専用アカウントではなくgoogleアカウントでログイン&購入できたし、割高だがサブスクではなく1年切りの購入が選択できるなど、購入体験が良い。課金すれば、パソコン上のウェブ版からでも有償サービスにアクセスできる。


Weawow

情報ソースを選択して表示することができる天気予報アプリ。精度は情報ソースによる。Weawowは表示される写真が美しいのと、気温がグラフ表示されて見やすいことが、標準アプリに比べてのメリット。



星空関係


Stellariumu

パソコン版のStellariumアプリ(Linux, Windows, Mac)は、正確で膨大な情報量のオープンソースのフリーソフト。アプリ版のStellariumもアプリストアにあるが、本来の作者による正式なビルドかどうかはわからない。ウェブ版をアイコン化してスマホで使うことでも十分な情報量がある。

Night Sky

ウェブ版のStellariumだと、向けた方向の星空がわからない。類似ソフトはいろいろあるが、Night Skyが無償版では広告が少ない感じ。人工衛星も表示される。ほとんどの場合Stellariumを使っているので、あまり使い込んではいない。

SpaceStation

人工衛星(ISSやStarlink)などの情報を得ることができる。事前にカウントダウンが表示されるのが良い。

SpeceWeatherLive

オーロラの情報を表示するアプリとして、下記のAuroraもあるが、老舗オーロラ情報ウェブサイトのSpaceWeatherLiveアプリが情報量が多くて良い。オーロラ観測で重要なのが観測データ、及び予測値。それらのデータを分析して、可能性や観測地、時間などを検討する。

グラフィカルなアプリは、それらの予報値を取ってきて地図に重ねているだけ。それであれば、元データを入手して読みこなすほうが良いだろう。


Aurora

上述のように、Kp値を地図上にマッピングして表示してくれる。わかりやすいが、アテになるかといえば、微妙。

その他

 

Phyphox

スマホ内蔵のセンサを科学技術計測に応用するアプリ。タノシイ




 

 

 

 

 

 

2 件のコメント:

  1. 日本では、山レコとYAMAPの開発者同士による仁義なき罵り合いが話題になってます。使ってるデバイスやアルゴ、文化も同じならそっくり似てしまっても仕方ないかなと思ってます。どちらも権利化してない技術なのでこの先の行方が楽しみですw

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    1. Twitterのトレンドにも出てきていましたね。競争してより良くなっていけばユーザとしてはありがたいです

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