2020年2月1日土曜日

Fat Bike

冬になるとミネソタの丘は雪で覆われる。各地の公園にはいろいろなトレールが整備され、クロスカントリースキー、スノーシューなど、好きな方法で冬も公園を楽しむ。その中の一つにFat Bike がある。3.5インチ以上の太いタイヤを装着したMTBのようなものだ。普通のMTBでもスノートレイルを走れるかもしれないが、圧雪トレールを痛めるので太いタイヤに限定されている。つまり、実質、冬は Fat Biking なのだ。





今回は初体験ということで、REIの初心者コースを受講した。
https://www.rei.com/events/46049/session/256770

4H のコースだが、前半はレクチャーと、基本的なテクニックのレッスン。後半2Hが公園内のトレールを実走する。

コースを開催した Cavar Lake Park のトレールは Fat Bike にとって、非常にポピュラーなトレールなのだろう。朝から多くの人が走っていた。観察してみると、グローブ派の人よりも、グリップフード派の人が多かった。操作性なのだろう。自分のバイクがあると、行動が身軽でいいね。実際に走ってみても、広さ、難易度、強度などが初心者がちょうど楽しめるぐらいだと思う。この日は晴れていて、気温も高く(-2〜+2℃)、バイク日和だ。



マップはこちら。MTBのマップだが冬も同じコース。
https://www.woodburymn.gov/document_center/Parks/bike-trail-carver-2012.pdf

途中から Strava のログも取得。
https://www.strava.com/activities/3063022826

バイクは、Cannodale  の Fat CAAD。普通に乗りやすい。バイク、ヘルメットはコースフィーに入っている。



最初は、トラクションがかからなかったり、柔らかいタイヤがヨレる感覚に慣れずに苦労した。下手なので、思ったとおりに走るのに、細かくハンドルを当てたりすると、タイヤがヨレるのだ。


しかし、しばらく走っていると、ペースの掴み方、細かく修正しなくても大きく狙ったラインに載せ方、トラクションの掛け方などをつかめて、それっぽく走れるようになって来た。今回はレクチャーで行列して走ったのでスピードは出せなかったが、今回の感じだと、もうすこし出せそうだ。マイバイクで走っている人は、上りは負荷をかけて下りはラインに乗って、上手に走っている。

初心者コースなので、参加者のレベルはバラバラ。途中で後続を待つことも多く、待っていいる間は体が冷える。また、車間距離をきちんと取っておかないと前の人がコケたりスタックした時に詰まってしまう。なるべく先頭、インストラクターの後ろぐらいで走るのが楽しくて勉強になる。

ウエアは、下は冬用バイクタイツの上に Fine Track コアノパンツ。上は、長袖アンダー+ミドル+冬用バイクジャージの上に、防風用にウィンドブレーカー。靴はKEENの冬用ブーツ。シールスキンの冬用手袋、ネックウォーマー。待っている間はそれでも寒さを感じることがあったが、走っている分には十分温かい(-2〜2℃)。クロスカントリースキーなども同様だが、運動する場合は、この辺の組み合わせで十分だろう。


次はどうする?

今回行った Cavar Lake Park の Fat Bike コースは非常にポピュラーなのだろう、たくさんの人が走っていた。レベル的にも、そんなに上りがハードではなく、下りもテクニカルな箇所は少しだ。しかも無料。しかし、REI で Bike を1日レンタルすると $80、エントリーグレードなら購入して $500。それなりのやつだと$1500。Teodor Wirth でレンタルすると 2Hで$40、1dayで$80。しかし、Teodor Wirth はバイクコースが限られている。

一方、REIのイベントでは 3H で $59。しかも、今日 23%off のクーポンをもらった。 結局、これがいいかも。
水筒ももらった。冬ライドのテクニックとして、最初は温かい状態でボトルに入れる、凍らないように糖分が高めのドリンクを入れる、飲み口を下にしてボトルホルダに刺す、というのが紹介されていた。 なるほど!



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