2023秋のミネソタの紅葉ハイキングとトレイル飯の記録
ミネソタの秋は紅葉がすばらしい。例年、州の北から南まで色が移り変わるなかをハイキングしたりサイクリングしたりすることを楽しみにしている。ハイキングの場合は、途中で昼食を食べるのだが、スナックをかじったりガソリンスタンドで買ったパンを食べるのではなく、火を使って温かいものを食べるようにしている。主に調理器具とメニューについてまとめた記事。
10月1日 Cascades River - Superior Hiking Trail
例年、SHTでは10月の1週から2週がピークとなる。スペリオル湖北岸は崖の地形が多く、見晴らしの良いトレイルが多い。地域によって黄色くなる地域(白樺:バーチ)と赤くなる地域(楓)がある。
Cascades Riverは初めての訪問。よく行く地域よりは北にある。ドライブの時間がかかるが初旬の様子見としては良い場所。ガスっていて遠くが見えない。紅葉はほとんど散っているが白樺はピーク手前で緑色が混じったり落葉していたり。基本的に尾根ルートなのだが林もあって展望が開けているのは数か所。
昼食メニューは素麺。前日のデイキャンで素麺を準備していったが結局食べなかったので、調合したタレを消費。素麺は揖保乃糸(特級=黒帯)。通常の赤帯よりも細い(高い)。タレはレモンだれ。レモン汁に粉末出汁、塩、砂糖で味を整えた。瀬戸内レモン風味。ナルゲンの30mLの小ボトルに詰めてある。
クッカーはOptimus Crux Weekend HE。ジェットボイルみたいにフィンがついてて早く湧く。大きい方で湯を沸かし、素麺を1分ほど茹でる。100均のシェラカップザルとクッカーの蓋で湯を切り水で洗う。洗った湯は大きいクッカーに戻しておく。クッカーの蓋にタレ、水で割って素麺を食す。箸はダイソーのステンレスではなくモンベルの折りたたみだと滑らないので良い。余ったタレはクッカーの湯で割り蕎麦湯的に飲む。残った湯はボトルに戻して持ち帰る。
10月8日 Temperance River to Carton Peak - Superior Hiking Trail
グループハイク。みんなの予定をあわせるために、少し前から予定を決めなければならず、天候や紅葉具合のヨミが難しい。
前年に行って非常に良かった Carton Peak。トレイルヘッドのTempeance Riverはゴルジュ。いろいろな風景の変化が楽しめるルート。そこからCarton Peakからのパーチ林の絶景。ランチ。反対側のTofte Peakからは北側のカエデ林。カエデは散っているが白樺はピーク前で緑が目立つ感じ。
昼食メニューはカレーうどん。寒いのが予想されるので温かいものを。出張者の土産の流水麺タイプ。
クッカーはEVERNEW 500 MugPot + アルコールストーブ + 風防のセット。ぴったりはまって、チタン製なので非常に軽い(全部セットで161g)。小さいZIPLOCKに入れた摺り紙と数本のマッチも持ってきているが、着火はフェロセリウムロッドで。お湯を沸かして、ZIPLOCKの器に入れたウドンをほぐし、カレースープを溶かす。食器はモンベルのフォールディングスポーク。プラスチック製で軽く、安い(385円)!
10月14日 Como Park - Partial Solar Eclipse
ハイキングではないが近所の公園で、日蝕を見ながら昼食。
曇っていて寒く、一瞬しか日蝕をみることはできなかった。
昼食メニューは先週と同じカレーうどん。2個パックだったのだ。
カレーウドンは先週と全く同じだがお湯を多めに沸かし、Wildo Fold a Cupでスープも飲む。折りたたみの机と椅子も持参して、くつろぎモード。
10月21日 トラウト炊き込みご飯
友人の送別会。ストックしてあった冷凍のトラウトを解凍し、フライパンで焼いてトラウトの炊き込みご飯。味を見ながら(炊きあがると濃くなるのを見越して)、醤油:酒:みりん=1:1:1のタレを投入。ご飯が古くなっているので若干硬く炊けてしまった。キノコを入れる予定だったが忘れてしまった。ミツバがあれば振りたかったが売っていないので。そのまま供する。
10月22日 St. Croix State Park
すこしピークを逃したかもしれないが、Fire TowerがあるSt. Croix State Parkに。St. Croix川の上流にあるステートパーク。広大でフラットな敷地に広葉樹林が広がる。北部で多い白樺や楓だけでなくドングリも多く広葉樹林っぽい。夏は水遊びやカヌー・インのキャンプ場。普通のキャンプ場は芝生に密集していてややプライバシーが無いがグループにはいい感じ。低地や樹の下側はすでに散っているが樹冠部はピーク近辺。Fire towerから見る一面の紅葉は素晴らしかった。
昼食メニューは出張者土産のレトルトカレーライス。箱はゴミになるので家で外しておく。
クッカーはOptimus Crux Weekend HE。米は家でジップロックに入れて浸水させておく。蓋部で米を0.5号炊いて、シェラカップのリッドで蓋をして手ぬぐいで包んで蒸らしておく。その間にメインクッカーで湯を沸かし、レトルトのカレーを温める。残った湯は、清掃も兼ねてクッカーの蓋で味噌汁を作り、豆を挽いてGSIの網だけドリッパーでコーヒーを入れて保温ボトルに入れておく。
食料はソフト・クーラー・バッグ、もとい弁当保冷袋。そのままで350mL缶3つが余裕で入り、ジッパーを外して拡張すれば6缶が入る。9月の学期はじめシーズンのみ売っているがアウトドア用品より格段に安い。 尾西のアルファ米で15分待つよりも、事前浸水してガスで炊くほうが早くできる。ガス缶が使いさしでコーヒーのお湯が湧ききらず、ぬるいコーヒーになってしまった。ガス缶が無くなりかけていたのは知っていたが、もうひと缶持つのをためらってしまった。この点はアルコールストーブの方が燃料の管理が楽。
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