2023年11月1日水曜日

タイヤ交換

駐在員は会社からリースカーを貸与されている。アメリカには車検というものがないが、会社規定により定期的にチェックしている。駐在も5年を超え、走行距離も5万マイルを超え、タイヤの溝が減ってきたので冬になる前に交換。ちょうどディーラーから3個買ったら1個は$1というセールが来ていた。

 

 

 


ネットで予約して申し込み。年式と車種を指定すると適合するタイヤがリストアップされる。定期メンテナンス込みで3時間ぐらい。スムーズに終了した。新しいタイヤはYokohama Avid Ascend。安いが溝が深く、高トラクションタイプ。燃費も良くなるといいな。

今の車はすこしぶつけて凹んでいるのだがいい感じで動いている。噂では8万マイル走ったら交換してくれるという。どこまで単身駐在が続くのだろう。 



上にも書いたが、アメリカには車検がないので、とんでもない状態の車が平気で走っている。横を走っている車が、いきなりバーストしたり、雪道でスピンしたりすることがある。周囲をよく観察して、危ない車には近づかないように注意することが必要。


 

同様に、牽引免許などもないので、素人がボートやキャンピングカーを牽引して、高速道路でふらついていたり横転していたりする。



電気工事も同様に免許がない。 おかげで、アパートの電気コンロの配線が火災寸前だったりしたこともある。

日本の各種規制について、天下り、無駄遣い、などの声もよく聞くが、それが、日本で当たり前のように享受できている安全に繋がっているのも事実。社会設計のバランスの話だ。

規制緩和、セーフティネットの低減、自己責任論は社会格差の増大につながる。その先は、自分の身は自分で守る世界。

失われた30年、さらにその間に蓄積された負債により、日本の今後の経済成長は当面、期待できない。必要な費用は、すべき・できる人が負担して社会秩序を維持していかなければ、一気にカオスに転落するように感じている。

一方、自然環境について。日本ではわりと自由に山に入ったり海に行ったり川に行ったり。メンテナンスも山小屋などの民間任せ。自然を利用する生活を続けてきた歴史を反映している。反面、素人が事故をおこして捜索費用が発生することもある。アメリカでは、自然環境は厳しく管理され、ある程度以上のアクティビティはパーミッションが必要。技量によるスクリーニングではないし、自己管理が必要だが、素人が迷い込まないようになっている。事故を起こした場合はそのまま放置か高額(保険がなければ破産)。

 

2 件のコメント:

  1. Youtubeでアメリカの自動車の衝撃映像とか見ますが、あれらが日常って、すごいですね。

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  2. 車社会なので事故は日常ですね。以前、ロサンゼルスからサンディエゴまでドライブしたときに途中で4回も事故を見ました。渋滞はするけど5車線あるので通行可能です。

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