2023年11月25日土曜日

アウトドア道具の工夫

アウトドアでは不便を楽しむとはいいつつ、いろいろな道具を工夫して便利に過ごすことも楽しみのひとつ。ショップに行けば専用品も売っているが、生活必需品ではないので、どうしても高くなる。

自分のスタイルにあわせた道具を工作して、それがうまく動く、というのも、また楽しみの一つ。Make Your Own Gear(MYOG)というらしい。そういうのがガレージブランドとして、新しいビジネスに育っていくのが、アメリカっぽい感じだ。

 

 


 

 

 

トイレットペーパーの袋

芯を抜いたトイレットペーパーをジップロックに入れておく。ジップロックには首から下げれるように紐をつけておく。芯を抜いてあるので小型になる。ジップロックで防水。さらに使うときにペーパーを床に置かなくても良い。

わりと有名な工作だと思うが本当に便利。



ジップロック器の保冷カバー

これも広く知られているが、ジップロック・コンテナ(500mlぐらい)に断熱シートを貼り付ける。断熱シートはなんでも良いが、私は冷凍食品を通販で買ったときについてきた、プチプチが2層になっていてアルミ熱反射コーティングがされているやつを使っている。器側は、アルミのキッチンテープで、蓋はマジックテープで貼り付けて取り外して洗えるように。

500mlの大きさは、ラーメン、ウドンなどにピッタリ。蓋がロックされているので、内側を洗わずに、ゴミを入れてロックして持ち帰ることも可能。

保温性を活かして、アルファ米やインスタント麺にお湯を注いで、この中で調理するという使い方が多い。

それ以外にも、クッカーで調理したとしても、普通に器として優秀。保温性が高いので氷点下の気温でも冷めない。ジェットボイルなどの集熱フィンがついたクッカーは温まりやすいが冷めやすい。 アルミのクッカーの場合、唇が熱くなるが、ジップロックはプラなので、口当たりも良い。

梱包を外したカップ麺やアルファ米を入れて行っても良いが、冷凍食品などを持っていくための、保冷箱としても活用可能。


 
クッカーで棒ラーメンを80%まで茹でてジップロックで保温。その間に肉味噌と調味料をクッカーの蓋で温めて、ラーメンにオン。担々麺

氷点下の気温でも暖かくいただける

調子にのって、フォルダ・カップにも保冷カバー。下半分だけ覆ってたためるように。カップには紐を付けてあって、ぶら下げたり、持つときの補助になったり。



 

シェラカップのリッド(蓋)とオロシ

シェラカップ関係は日本の100均がいろいろとスタッキング可能なグッズを売っていて良い。いろいろと買ってみたが、今はこんな感じの運用。


 

ケース。シェラカップ。網。インナーケース(米、めんつゆ、食材など)。蓋(リッド)。おろし金。

フタはステンレス製だが、加工して穴を開けてワイヤーを通している。フタとして加熱されて熱くなっているときに、穴に箸を入れて持ち上げることができるので便利。フタは、フタとして使うだけでなく、皿になったり、フライパンになったりもするので、持ち上げ用の穴は便利なのだ。

100均だと、フタのフチにバリが残っている。こういうのもヤスリで均しておくと、ケース収納時にケースを傷めない。

おろし金は、買った時の状態は厚みがあって、インナーケースがあるとスタッキング時に干渉してしまう。フチを切り取ってフラットな状態に加工してスタッキングができるようにした。あまり登場頻度は高くないが、薬味をおろす時には必要なメンバーなのだ。


 

箸置き

だんだんショボくなってくる。コルクで作った箸置き。箸は100均のアルミ連結箸。

YouTuberさんがやっているのを見てマネをした。 おしゃれという意味ではなく、机が汚れていたり、箸が転がってしまう場合があるので、アウトドアでは箸置きというのは重要なギアなのだ。

なんでも紐でくくっておく

ゴム紐の登場機会は大きい。いろいろなものを縛ってまとめておいたり、リュックにくくりつけたり。また、水上での活動では落下防止に、あらゆるものを紐でくくりつけておく。

重要なのでもう一度。

くくってないものは沈む。

以外なほどみなさん無頓着なので、改めて気をつけよう。

ゴム紐(バンジーコード)や金具類は、REI.comなどで補修部品としても売っているが、Amazonでゴム紐と金具のセットで買ってくるのが便利。Ax-manなどのジャンク屋でも、関連部品が手に入る。

伸びない紐、ゴム紐を組み合わせて、どんどん作っていこう。


EVERNEWのウォーターバッグは最初からゴムがついているがPlatypusにはついてないので自作



 

 

 

コンパクトなファイア・スターター

アルコールストーブの着火用に、EVERNEW チタンマグポット500に入るフェロセリウムロッド。ジップロックに入れたマッチと摺り紙も入れてあるのだが、フェロセリウムでシュバッとするほうが気分が良い。小型のファイア・スターターはLight My Fireが定番だが、わりと高いので、2本$5ぐらいで売っていたものを加工する。

フェロセリウムロッドの加工は、当然ならが火花が出るので注意しながら行おう。持ち手を切って、直接穴を開ける。こする方のスチール板も半分のサイズに。紐も、元々はほぐして火口にするために太めのパラコが付属していたが、細いものに。これでピッタリと収まる。

右が加工前、中央が加工後

 

日本に一時帰国したときは100均やワークマンでアウトドアグッズを買っている。逆にアメリカでは普通に手に入るけど日本では手に入りにくいものもある。

 


番外編1 LIFE WATERのボトル

要はペットボトルの再利用、なのだが、LIFE WTRやSmart Waterのボトルは凹凸がなくて洗いやすく、外形も細いので扱いが便利。呑み口は互換性があるので、普通のキャップ、呑み口、などがつけられる。

また、浄水器のSawyerも互換性があるので、ボトルに川の水を入れて浄水を直接飲んだり、バックフラッシュのコネクタを接続して水を押し出すこともできる。

写真に写っているキャップは小さい穴を開けてある。傷口やお尻の洗浄用に、勢いよく水を出したい時のために。

アメリカでのハイキング文化の輸入として、日本でも高額転売されているとか。



 

番外編2 シアトルのレジ袋

廃棄物関係は州によって規制が異なる。先日行ったワシントン州(シアトル)では、レジ袋は有料 $0.25ぐらいする。しかし、レジ袋は厚手で再利用可能な強度を持っている。積極的にレジ袋を収集して再利用したい。

ちなみにミネソタではそのような規制はない。スーパーによってはマイバッグ持参で$0.10オフ、みたいな感じ。薄いポリのレジ袋ではなく、紙製のバッグのほうがリサイクルに配慮していて意識高い、みたいなイメージ。






これも、一部の界隈ではカリフォルニアのVONSの袋として有名。

 

 

 


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