本帰国前の最後の旅行ということで計画。ミネソタで寒くなって積雪が本格化する前のシーズンに、LAの友人を訪問すること、未訪問であった砂漠地域であるデスバレー、ジョシュア・ツリー国立公園を訪問すること。 最後、ということで妻も訪米。
この記事は全体について記す。個々の観光内容は別記事にて。
準備
計画
前回の一時帰国時(7月)に妻と相談して、仕事の忙しさなどを考慮し、だいたいの日程と方向性を決定。3ヶ月前ぐらい(9月はじめ)に、ルートと旅程を決定して、ホテルと飛行機、レンタカーを予約。
ガバメント・シャットダウン
しかし、今回は10月にアメリカでガバメント・シャットダウンが起こった。議会での対立により予算が成立せずに、連邦職員に給料が支払われず、関連施設が閉鎖される。前回はコロナ禍のトランプ政権で起こった。今回もトランプ政権。
有名どころでは、スミソニアン博物館なども閉鎖されるが、国立公園も影響を受ける。園内メンテナンスがなされないが、入場規制には至らなかった。
さらに、空港の管制官にも給与が支払われないので飛行機が飛ばない。国際線は減らさなかったが国内線は半分ぐらいに減少。大いに混乱した。
幸い、感謝祭の旅行シーズンまでには予算が承認された。飛行機が飛ぶことになって良かった。しかし、とくにデスバレーでの道路復旧工事は大幅に遅れた。直ると思っていた道路が直っていないので、行ける場所が大幅に減ってしまった。
米国国立公園の外国人入場料
旅行直前に、2026年から、国立公園の入場料が外国人向けに値上げされることが発表された。今回の旅行は2025年の12月なので滑り込みセーフ。
日本でも同様の議論がなされているし、そのような制度がある国も多い。メキシコのチチェン・イツァも外国人向けの料金設定があった。その国に税金を払っていない外国人向けに高い入場料を設定すること自体は、自然環境の維持管理に莫大な費用がかかるという理由も含め、私は異議を唱えない。むしろ、現状が安すぎで、もっと払ってもいいと思う。
また、いくつの記念日にはアメリカ市民は無料で入場できるが、その日に、トランプ氏の誕生日も追加される。
気になるのは、こういうことを言い出す人が、だいたいにおいて排外主義者で、公園利用者でもなく、環境の維持管理にもほとんど関心が無さそうな人たちだ、ということ。さらに最悪なのが、従来は美しい自然の写真であった年間パスポートの写真が、トランプ氏の顔写真になるということ。せめて、これらの入場料が、正しく、環境の維持管理、そこで働く人々のために使われることを祈る。
荷物
今回はSun Countryでの移動。早朝発、夕方帰着の使い勝手が良い時間に飛んでいた。他の航空会社はLA発着で考えたときの都合が良い時間だがSun CountryはLA発着では使いにくい時間。それがMSP発着では使い勝手が良い。
運賃が安いのはよいが、なにかにつけてお金がかかる。預け荷物にもかかるが、なんと、持ち込み荷物を頭上に入れるのにも別料金。前の座席の下に入れるのは無料。
今回は、メキシコのときと同様、ExPed White Ice 30に詰め込む。これだと細いので前の座席の下に収まる。今回は、水着が無いが国立公園で風景が期待できるのでカメラを持っていくことにした。
- カメラ: デスバレーは星空でも有名なのだが、今回は満月期なので、あまりそちらに重点はおかず、いつもの15-85ズーム+偏光フィルタ+念のため、ソフトンフィルタ+ミニ三脚。
- ウエアは、カリフォルニアの気温10〜20℃を想定。ミネソタは-10℃。モンベル ODパンツ、モンベル長袖T、ソフトシェル、ユニクロダウンジャケット、メリノアンダー。バックアップに、Karrimorの山シャツと山道5ポケットパンツ。
- 着替え。3セット
- パジャマ、スリッパ、プラスチックカトラリー、歯ブラシ。日傘
- エマージェンシー、日焼け止め、ワセリン、ティッシュ等
- ガジェット類はウェストポーチに。いつものAnkerのACアダプタと5000mAhの電池が合体したやつ。
- 私用パソコン、私用携帯、会社携帯
7.45kg。なんか重大なものを入れ忘れているかも。
不要だったもの
- BTトランスミッタ。ヘッドフォンジャックからイヤフォンに無線で飛ばすやつ。Sun Countryの国内線は機内エンタメが無いので不要だった。ヘッドフォン自体はノイズキャンセリング耳栓として活用。
- 日傘。ハイキング中に使うかな、と思ったがそこまでの日差しではなかったので不使用。
今回も、手にトゲが刺さったのを治療するのにエマージェンシーキットが役に立った。内容は洗練させていかなければいけないが、やはり、こういう備えは必要だと思う。
ミネソタ観光
Day1
時差ボケ解消ということで到着日はゆっくり。
Day2
相変わらずREIに行って土産の冬物ウエアを物色。その後、Mall of Americaに移動してウィンドウショッピング&夕食。
Hibachiというアメリカ風パフォーマンスの鉄板焼。存在は知っていたがいちども来たことがなかったので。
Day3
LAに移動して、レンタカーをピックアップ。デスバレー内のホテルまで移動。
Day4
デスバレー観光を終えたあと、宿泊地であるバーストーまで移動して宿泊。
Day5
朝からジョシュア・ツリーを観光。次の宿泊地であるインディオまで移動して宿泊。
Day6
朝から移動して10時ごろSan Diego着。サンディエゴとロサンジェルスの詳細は別記事にて。
Day7
朝に動物園、移動中にパロマ山天文台、LA着
Day8
LA観光
Day9
妻はこの日の朝の便で帰国。
私はその後、LA観光を継続。
Day10
LA観光を終えて、ミネソタに戻る。LAは朝でも10℃ぐらいだったがミネソタは-25℃の極寒。
LAX(ロサンゼルス国際空港)
とにかく巨大な空港。いろいろと注意点がある。
国際線はターミナルB発着。ターミナルB、トム・ブラッドリーターミナル、という複数の呼び名があるが、同じモノである。しかし、航空会社のチェックイン・カウンターはタームなる1〜6にある。預け荷物がある場合は、まず、航空会社のカウンターでチェックインしてターミナルBに移動する。直接、ターミナルBには行かない。
今回は格安航空のSun Countryを利用。片道$98だが、荷物が別料金。足元に入れる1つは無料。持ち込んで頭上に入れる場合は$55の別料金。預け荷物も1つ目$55の別料金。なんでも別料金。
さらに、発着ターミナルが、ターミナルBのさらに先の格安航空ターミナル。チェックインカウンターがターミナル1なので、ターミナル1〜ターミナルB、ターミナルBから格安ターミナル、かなり歩くことになる。時間に余裕をもって空港に到着するべし。走っている人を多く見かけた。ターミナル間の移動は保安検査後にシャトルバスがあるが、長蛇の列。歩いたほうがマシ。
巨大空港だけあって、アクセス道路も激混み。妻を送りに空港に行ったのだが朝の時間で、出発フロアは大渋滞。到着フロアの道路は空いていて、そちらから駐車場にアクセスできた。
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