今年もアウトドアのシーズンが始まった。去年、非常に楽しかったので、テンカラセットを購入して今年も行こうと思う。
本年の釣り初めはWhitewater State Park。ちょうど 4/24がState Park Fee Free Dayだったので、すこし遠いが行ってきた。
Whitewater State ParkはMNの南の方にある州立公園。石灰岩台地を削った川が流れる。釣りで有名だがキャンプ場や断崖トレイル、紅葉などでも楽しめるところだ。中を流れるWhitewater Riverはトラウトが豊富。エサ釣り、持ち帰りもOK。レインボートラウトを放流している。産卵期+冬期はキャッチアンドリリース。
行った日も大勢の釣り人が訪れていた。初心者っぽい人も多い。川の周囲は草むらが野焼きされていて歩きやすいように整備されている。気温が10℃以下でもあり、長靴は履いていったものの川には入らないルートで。それでも十分楽しめる。
4月下旬、気温は10℃以下とまだまだ寒い。羽虫がハッチアウトしており、トラウトは水面の羽虫を食べようとあちこちでジャンプしている。一方、私のフライはアマゾンでセット売りしていたやつで沈むタイプ。なんとか水面付近を流すように工夫して対応する。
底から上がってきた魚がフライを捕食する所を見てアワセるのは、とても狩猟本能を刺激される。
春先なので、魚は小ぶりだがその場で絞めて持ち帰って食べる。
仕掛け
Amazon.comで安く竿が売っていたのでテンカラのセットを揃えてみた。仕掛けは次のような感じ。
- 竿は安かったが道糸の色付きフロロカーボンや丸型の仕掛け巻きなど、それ以外にもけっこうかかる。
- 道糸(メインライン)はフロロカーボンの色付き。コシの強さと水に沈む重さが必要。日本仕様で3.5号。
- ハリスは透明。ナイロンでもいいかもしれないがフロロカーボン 4lbs tested(0.8号ぐらい)。
- 糸の長さは諸説あるが、今回は図のようにした。リーダーは1.2mぐらいでもよい。
- 直結びではなく、ハリスにループを作ってフライが自由に動くようにする。
- フライも近所では良さげなのが売っていなかったのでAmazon.comで詰め合わせを。 カエシ有り無し、大きさ(12〜16号)いろいろ取り合わせのニンフ(水棲幼虫を模した沈むやつ)。
- 前に借りて使わせてもらった竿に比べると重くて振りにくい。値段なりではある。持ち手のコルクの長さがちょうど12インチ。リリース閾値のゲージとなる。
余談
上の写真のナイフはSpyderco Endura 4。その価値の90%以上は日立金属の最強鋼材であるZDP-189のブレードにある。粉末冶金、HRC65+、Made in SEKI。むしろ硬すぎて研ぎにくい。残りの価値は穴あきブレード。片手でオープンできるので便利。
追記
日立金属が外資ファンドに買収され、刃物用鋼材の先行きが不透明となっている。
このZDP-189(おそらくG-SAKAI製)のSpydarco Endur4も、再生産不可能なオーパーツとして高値で取引される日が来るのだろうか。
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