私のパスポートは駐在以前に取得していたものなので、駐在期間中に有効期限が切れる。アメリカ国内でも領事館でパスポートの更新手続きが可能だ。本来は、申請・受け取りともに領事館(シカゴ)に出向くのだが、ミネソタのような遠隔地では、郵送で申請、領事出張サービスの時に受け取りという手順になる。しかし、コロナ禍の折り、領事出張サービスが停止中なので、受け取りは領事館に出向かなければならない。
参照するべき情報は、シカゴ領事館のページ。
申し込み用紙
正式には「一般旅券発給申請書」と言われる。これが素晴らしいことに、ウィザード形式で質問事項に回答していくと、印刷用のPDFがえられる、というもの。他の書類も全部こうなればよいのに。アメリカでの環境に配慮してA4だけでなくレターサイズの紙にも対応しているのが良い。
これと他の必要書類を、「遠隔地居住者による郵便仮申請」 の手続きで郵送すればよい。
写真
日本では自動の証明書撮影機があちこににあるが、アメリカではそんな機械は無い(あったらすぐに壊される)。ドラッグストアであるCVSの一部の店舗で写真印刷サービスも行っており、そこでパスポート写真も撮影できる。
背景ロールスクリーンを引っ張り下ろす→デジカメで撮影→SDカードを装置の挿入→マシンが各国仕様にあわせて顔認識トリミング→印画紙印刷。6枚入りで税込み$16.05。
郵送
上記で生成した申し込み用紙を印刷、署名。写真、受け取り期日の希望日の用紙などを郵送で送付。
念の為、到着したこと、書類に問題がないことを電話で確認したうえで、受取日のフライトを予約。
受け取り
受け取りは、本人がシカゴの領事館に出頭する必要がある。
場所は現代美術館のすぐ近くのオフィスビルの11階。「領事館」みたいな建物があるわけではない。
受け取り時に料金($148)を支払わなければならないが、現金またはマネーオーダーのみでクレジットカードは使えない。
貴重な現金を使うチャンス。店舗での支払いは全てクレジットカードなのだが、最近は友人間での精算もVenmoが普及して、本当に現金を使うチャンスが減っている。
前のパスポート
前のパスポートは無効になるが、返却される。VISAがそちらに貼ってある。結局2つ持ち運ぶことになる。
シカゴ観光
ついでに、未訪問だったシカゴ美術館を訪問。
シカゴも3回目だと観光のネタが減ってくる。湖岸トレイルや川沿いのトレイルを歩く。川沿いのトレイルの脇にあるバーで、昼からビルを眺めて飲むビールは美味いが、高い($10)。
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