2022年2月2日水曜日

自転車整備

冬の間の自転車整備。普段サボっているぶんまでしっかりやろう。

 

 

チェーン交換

なんだかんだで(コロナですることが無いし)年間3000-4000km、2年で7000kmぐらい走っているのでさすがにチェーンを交換。前にチェーン交換をサボっていたら、スプロケが伸びたチェーンにあわせて摩耗してしまって、スプロケまで交換するハメになった。早目に交換しよう。Shimano 10s のDuraAceグレードは出回っておらずCN-6701。

私は携帯用のチェーン切りしかもっていない。こういう感じに工具にチェーンをセットしてチェーンを切る。
 
つなげるときはチェーンフックが便利。インナーリンクがアウターリンクを引っ張るようにつなぐ。文字があるほうが外側。
コネクトピンをセットして、チェーン工具で押し込んでいく。手前側がチェーン面とツライチになるまで。奥にはみでた部分をチェーン工具で折り取る。
こじって、スムーズに動くようにしたらできあがり。コネクトピンは外見が違うので注油時の始点として便利。

 

チェーンオイル

これまでウェット系のチェーンオイルを使っていたが、友人の勧めもあり、MacOffのドライルブを使ってみた。新品のチェーンを脱脂→乾燥→装着。オイルをよく振ってヒトコマづつ塗布→乾燥。とくにチェーンの脱脂では、リンク内にデグリーザが残っていると注油が完璧にならないので、即乾タイプで洗浄する。塗布後は4-5時間経過してから拭き取る。


スプロケ洗浄

今回はホイールも交換するので、スプロケも外して洗浄。

外すときはロックリング回しと、フリーの回転を止めるためのスプロケ押さえが必要。締める時はフリーが動かない方向なので、ロックリング回しだけでOK。

組み付ける時はコジリ防止のグリースを忘れずに。


ロックリングを外す時はスプロケを固定する

ポカよけの爪にあわせて位置や表裏を正しいように

締める時はスプロケ回しだけでOK。モンキーレンチは可動顎に向かって回す


 

タイヤ取り付け

ホイール、タイヤには向きがあるので注意。

  • Campagnoloの前ホイールは、玉アタリ調整ネジがあるほうが左。通常、Warningラベルも左。
  • AC3ブレーキゾーンの場合、スジの向きについて、外側が回転方向の後にくる。
  • GP5000タイヤの場合、回転方向が指示してある。溝の向きについて、外側が回転方向の後にくる。 
 
リムの溝もタイヤの模様も後にたなびくようになっている

ワイヤー注油

ワイヤーのテンションを抜くと、インナーがフリーになる。いったん、外して、インナーにグリスを塗り、アウターとの間に注油しておく。動作がスムーズになり、ワイヤーが長持ちする。

本来はワイヤーを交換したほうがいいが。

 

ブレーキパッド点検

シマノのブレーキパッドは2mmのアーレンキーで止めねじを外すことで、スライドして抜き取ることができる。スライドする方向は回転する方向なので、ブレーキングでは抜けないように考慮されている。ブレーキパッドによっては、前後、左右が決められているので注意しして装着。古いブレーキパッドを使い回す場合には、摺動面にゴミが刺さっていたら、丁寧に取り除いておこう。リムの寿命に関係する。




 

フレーム清掃・ワックスがけ

フレームにはいろいろな汚れが付いている。ドリンクなどの水溶性の汚れは家庭用洗剤を薄めたもので。油汚れはデグリーザーで、ウェスを使って丁寧に拭き取る。フレームの保護でワックスを掛けておくのは良いことだ。日本では車用の固形ワックスを使っていたのだがUSでは見つけられず。とりあえず、洗浄兼用の車用液体ワックスで仕上げ拭き。

 

メーター

USに来てからEdge820を使っていた。ログ取り、ナビ用だけでなく、転倒検知&通報機能が付いているのだ。寒い中でもむりやり使っていたりしたら電池が傷んできて、通常使用でも4時間ぐらいしか保たなくなってきた。これを機に買い替え。

手袋をすることも多いので廉価版のEdge530。世代がひとつ進んでいるので、これも転倒検知機能がある。さらに、マウント下に付く増槽バッテリーも購入しておいた。これでロング時も電池を気にせずナビが使える。

Garmin Connectに繋いだらほとんどの設定が自動で引き継がれた。素晴らしい。

バイクアラーム機能が追加されていること、外形的にもUSBポートの位置など、全体的にブラッシュアップされているのも良いね。USBのポートがType-CではなくMicro-Bのところだけ減点1。


追記

このEdge530はamazon.comで購入したのだが、なぜかASIA版が届いた。 Garminのデバイスは地域ごとに仕様が異なっており、荒い全世界のbasemapと、地域の詳細地図がインストールされて出荷される(日本向けは、いいよねっとが代理店となっているのでグローバルモデルとは別のJモデル)。前にamazon.comで購入したEdge820は正しく北米版の詳細地図がインストールされていたのだが、今回はASIA版で、タイとシンガポールの地図しか入っていない。ミネソタ分は荒いbasemapのみ。

フリーのOpenStreetMapから地図を生成してインストールする方法もあるが、待ちのキューが長いのと、いちど試しててうまくいかなかったので、Garminから北米地図を購入。デバイス購入時のクーポンを使って10%オフ。ただし、地図をインストールするのに、Garmin Expressが必要で、Windows版とMac版しかなくLinux版はない。Garminのサイトで北米サイクリングマップを購入→Windowsを起動→Garmin Expressをインストール→Garmin Connectのアカウントでログイン→デバイスの中の、シンガポールマップ、タイマップを削除→北米マップをGarmin Expressを使ってインストール。

Garmin買う時はちゃんとしたところで買いましょう。

 

 

 

 

 








0 件のコメント:

コメントを投稿