日本では、琵琶イチ(琵琶湖一周 200km)、淡イチ(淡路島一周 150km)などが一般的なサイクリングチャレンジとして知られている。それでいうなら、ペピイチ。わざわざイベントで走らなくても100mile(160km)ぐらいは好きに走ればよいのだが、アメリカはコンビニも自販機もなく、他の人の走行ログなども英語なので、うまい具合にロングコースを設定できていないでいた。走るきっかけになると思って100mileに申し込み。
32mile, 50mile, 72mile, 100mile の4つのコースが設定されている。
簡単に言うと、
- 32mile。湖を半周して外輪船(Pedal Boat)で帰ってくる。コースは平坦。補給所(Rest Stop)も豊富。ファミリー向き。
- 50mile。半周+アルファ。距離合わせと湖の展望を追加。船で戻ってくる。坂は無し。クロスバイクだと良いチャレンジになると思う。
- 72mile。湖一周。一箇所だけ4級の峠(Stravaによると)がある。
- 100mile。丘陵地帯にコースを延長。century rideと言いたい人向けに。
https://lakecity.org/news-events/tour-de-pepin/maps-rest-areas/
https://lakecity.org/wp-content/uploads/2019/05/TDP-Ride-Guide-2019.pdf
道路には写真のような案内板があって、迷うようなことは少ない(それでもちょっとミスコースした)。看板の数が少なくて不安になるようなことが時々あったが、基本的に一本道が多いので問題ないだろう。
とくに前半は頻繁に補給所が現れる。全部止まる必要は無いと思うが、地元のカフェが提供している美味しいケーキやコーヒーがあったり、見晴らしが良いところに設定されていたり、楽しめると思う。後半の補給所は間隔がまばらになるが、ロングライドで必要な食料・水分の有効な補給所となっている。
出発直前まで雨。雨は上がったものの、路面が濡れた状態での出発となった。
登録を終えると、セレモニーは無く、三々五々出発。前半はノンビリライドのメンバーが多いように思った。補給所も多く、適時パスしながら、ペースが合いそうなグループと混走しながら進む。しかし、結局全行程の8割ぐらいはソロライドだった。
道はまっすぐで単調。ミネソタ側は、主要国道の側道を走る。路面は若干悪い。川を渡ってウィスコンシン側は、主要国道を走る。側道は無いが車通りは非常に少ないので快適だ。
Scenic Rest Area(50mileの折り返し地点)を過ぎると4級峠が出てくる。体力も十分だし、普通にこなせる感じ。
下ったところの BayCity での補給所は地元のカフェが出していたので、とても美味しかった。
ミネソタ側に戻って、しばらくすると、100mileコースは右折してFlower Valley Road を丘陵地帯に進む。長い上りで、しかも路面が悪く、周囲の参加者もほぼ見えない状態。地味に辛かった。Flower Valley Road を登り切ると快適な舗装道路のアップダウンとなる。アップダウンだが路面が綺麗なだけあって、走りやすい。ただし、次の補給所までの間隔が開いている(20mile?)ので注意。補給所では十分に補給して休憩出来て、生き返った。
そこからも丘陵地だが下り基調。ただし向かい風で、ここも辛かった。かろうじて進んでいるだけのような状態。まだまだ長距離の体ができていない。
72mileの湖周回コースと合流してからは平坦地を快適に走ってゴール。
ゴール地点ではビールが無料で1杯。
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