主な見どころは、その名の通り洞窟。あとは、丘陵地帯に生息するバイソンとプレーリー。
洞窟へは、勝手に入って自由に見学するスタイルではなく、かならずガイドツアーに参加しなければならない。
見学可能なケーブは5つあり、そのうち、2つは予約が必要。3つが予約不要。
- Garden of Eden: 初級者向け
- Natural Entrance Tour: 家族向け
- Fair Grounds Tour: 本格的
- Candlelight Tour: 要予約
- Wild cave Tour: 腹ばいになる必要がある。要予約
ちょうど Memorial Day Weekendということもあり混みあうことが予想された。
朝一の Natural Entrance Tour に参加するために、前日の宿は Rapid City ではなく近所の Hot Sprintにした。
Hot Spring から Visitor Center までは車で20分弱。早めに行って、園内丘陵地で、バッファローやプレーリーを観察。バッファローは数が非常に多く、親子連れが朝食、水飲みに大移動しているので、とても見応えがある。
これが本島の「けものみち」
道路脇すぐまで巣があり、轢いてしまわないように注意。
ビジターセンターの裏山の下に洞窟が張り巡らされている。長大で複雑な洞窟群があるが、そのうち、ごく一部が見学ルートとして整備されている。
地域全体が、隆起した石灰岩質の山だが、水が少ないのか、鍾乳石はほとんど見られない。かわりに、Boxwork と呼ばれる構造が見られる。世界中でほとんどココにしか存在しないのだそうだ。Black Hills 近郊には Jewel Cave National Monument があるが、こちらは一般的な石灰岩質の洞窟のようだ。
おそらく、石灰岩が結晶化した方解石がへき開し、その隙間に他の方解石が流れ込んで硬化したあと、方解石自体が溶出したのだろう。壁だけが残っている。壁の角度は方解石のへき開の角度を類推させる。ガイドさんも説明していたのだが、いろいろ聞き取れておらず残念だ。
暗くて写真があまり取れていないが、洞窟内は基本的に照明されて、足元はコンクリートで固められている。ファミリー向けの1h20m程度のツアー。
昼前には、Wind Cave National Park をたち、Devils Tower National Monument へ向かう。
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