2021年2月16日火曜日

iPhone12 Pro

私用で使っていた携帯電話(ZenFone4)のバッテリーが膨張してケースが剥がれてきた。

広角レンズなところとか、カメラアプリの使いやすさ、ATOKの日本語入力などの使いやすさが気に入っていた。一方で、防水ではないこと(フィリピンで水没騒ぎを起こしている)などが欠点である。

Androidに、いまいちピンとくる機種が無いので(Pixel5とか微妙)iPhoneにしてみた。待てるなら13を待つのが良いと思うが時期的に12。バッテリー、老眼用ディスプレイ、望遠カメラなどを考慮して12Proにした。256GBで117.800円。高い!!



公式サイトで注文すると、翌日に配達される。在宅勤務の合間にセットアップ。

初期設定

起動すると、初期設定が始まる。 FaceIDの設定やらAppleIDの設定やら。AppleIDを入力すると、これまで使っていた社用のiPhoneからかなりの部分(公式アプリの内容など)が同期する。この辺の使い勝手はさすがである。

SIMの設定

IIJの設定

SIMの移動はIIJのサイトにあるとおり。とてもスムーズ。

1. WiFiに接続
2. IIJの設定アプリをダウンロード
3. 設定からAPNを使うようにする。

https://www.iijmio.jp/hdd/devices/config.html から直接ダウンロードもできるようだ。

H2Owirelessの設定

構成プロファイルは一つしかインストールできないので、日本で使っていたIIJのプロファイルがある場合には、それを削除する。

1. USに到着してSIMを入れるとSMSが来る。
2. WiFiにつないでSMSのリンクから構成プロファイルをダウンロード。
3. 設定→一般→プロファイルからプロファイルをインストール。
4. LTEデータ通信をアクティブにするにはローミングをONにする。


もとのZenFone4はデュアルSIMだが、iPhoneはじめ最近のはnano-SIM+eSIMの構成。当面は日米を移動するときに物理的にSIMを差し替えながら使うことにしよう。本来は日本用のIIJとかをeSIMにして、現地用は現地調達SIMを刺すのが良いのだろう。しかし、IIJでは物理SIM→eSIMの交換はやっていないそうだ。

連絡先は、Androidで連絡先をGoogleアカウントに保存(設定→アカウント→Google→アカウントの同期)したあと、iPhoneでGoogleから取り込め(設定→連絡先→アカウント→アカウントを追加)ば一瞬で完結する。


追記

これは日本で購入した。しかし、後日わかったことだが、中国・香港・マカオ版ではnano-SIMx2のデュアルスロット、ということらしい。やはりニーズが高いのだろう。買えるならこれにすればよかった。現時点では(格安キャリアを使っているので)あまり恩恵がないが、北米版は5Gミリ波対応らしい。

 

LINEのアカウント移行が面倒

移行がやっかいなアプリといえばLINEだ。今のアカウントはフィリピンに居るときに作ったので電話番号がフィリピン。

1. Android上で電話番号をJPのものに変更する。いったんアプリを削除して、アプリを再インストールすればよいみたいだ。

  a) メールアドレス、パスワードを設定しておく。
  b) トーク履歴をGoogle Driveにバックアップする。
  c) LINEアプリをアンインストールする。
  d) Google Playからアプリを再インストール。
  e) SMS認証で、日本の電話番号を入力する。
  f) メールアドレスとパスワードでログインする。
  g) バックアップから復元する。

これで、もとどおり。この時点ではトーク履歴も復元されている。このとき、電話帳へのアクセスが求められる。しかし自動追加はオフにしておかないと、悲惨なことになってしまうだろう。

2. Android→iPhoneに移行する。公式の「電話番号が変わらない場合」に従えばよい。残念ながらトーク履歴は引き継がれない。バックアップ先がAndorid→Google Drive、iPhone→iCloudに固定されているためだ。フィリピン版にはなかった「アカウント引き継ぎ」が設定メニューに出てきているが、電話番号が同じ場合はそれをキーとしてパスワードを入力すれば引き継ぎが完了する。

その他のアプリ

AndoridにあってiPhoneにないもの:バックアップ系やコンソール系、BusyBoxやHacker's keyboardなどは無い。当初はそういうので内部をいじることに興味があったのだが、開発についていくのが大変で、一般のアプリユーザになってしまった。ハック系は導入しない。

ついでに、インストールしたけどぜんぜんやっていないゲームも、これを機に廃止。

USでのSMS認証が必要なもの以外は問題なくセットアップできる。ただし、Stellarium、WeawowはiPhone版アプリが無いので、SafariのWeb Pageをアイコン化してホーム画面に張り付けておく。Weawowは気に入っている気象アプリだが、iPhone版は開発中とのことだ。

いくつかのアプリ(EX予約、PayPayなど)は、本体の設定ではなくApp Storeの地域設定を日本にしないと出てこない。初回起動時にiCloudとの同期でApp Storeの設定がUSになってしまう場合は設定しなおす。

画面、大きさ

ハード的には素晴らしい出来。外形はZenFone4より若干小さく、iPhone8より若干大きい。スクリーンは全画面なのでどれよりも大きい。直前までiPhone12miniを考えていたのだが、大きさ的にはminiではなくても不満は無い。

ZenFone4(左)とiPhone12Pro。画面の輝度もかなり違う
 
iPhone8(右)と。画面サイズが全然違う


生体認証が指紋センサではなくFaceIDなのでマスク時には不便だ。認証起動のタイミングにまだ慣れていない。

付属品として、公式から出ている透明ケース、カードケース、MagSafe充電器も併せて購入。非接触充電は今後の標準となるべきである。ただし、磁気はいろいろやっかいごとを引き起こすが。

カメラ

素晴らしい以外の何物でもない。

広角(x0.5)にすれば、ZenFone4の広角よりも画角は広く歪もほとんどない。

望遠(x10)にしても、まったく荒くならない。

課題だった日本語入力パッドも、画面が縦に広くなっているので使いやすくなっていてよい感じだ。

いろいろと使っていきましょう。

供養

バッテリーが膨らんで筐体が剥がれてきたZenFone4。




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