2023年9月12日火曜日

N.Cascades - Mt.Rainier - Olympic - Seattle

前に行ったグレイシャー国立公園の山岳風景が良かったこと、ショート動画でマウント・レニアの動画がたくさん出てくること、有休がたくさん余っていること、マイルが溜まっていたこと、などから計画。デルタ航空の場合、2023年から、マイルを貯めてステータスを上げてもラウンジが使えるわけではなくなったので、じゃんじゃん使った方が良い。出張で使っているhotels.comのポイントも換金率が悪くなる前に消費。

Boundary Waterだけだと州外に行っていないことになるので、通常の州外旅行を計画。

 


 

 

 

詳細は個別の記事にわけ、この記事では全体的なところをまとめる。

 

7月上旬ぐらいに飛行機手配。日本に帰っていたりしたのでデルタのマイルが溜まっている。それで一安心して7月下旬ぐらいにホテルの予約をしたら、けっこう厳しかった。

フライト

  • 往路 9/4(月) MSP 0703 → SEA 0855
  • 復路 9/10(日) SEA 1700→ MSP 2218

往路はアップグレードでファーストクラスになった。機内で朝食が出るので、朝早いときは便利。 デルタの国内線は、マイレージ会員だとWiFiが無料で使えるようになっていた。映画のラインナップは充実しているとは言い難いので、Twitterを見て暇つぶし。

往路飛行機から見えたブロッケン。座席位置(視点)を中心の光環が広がる。

山岳部では雪が残っている可能性があるので、初夏よりも晩夏がベストシーズンと考えている。

レイバーデイの祝日に移動して、平日に国立公園、週末にシアトルを観光する計画。前にヨセミテ・カリフォルニアに行った時も似たようなパターンだった。休日に移動して、平日に国立公園を回って、週末に都市観光するというのは、わりと合理的だと思う。

9/4は移動日。北から反時計回りに、9/5はノース・カスケード、9/6, 9/7はマウント・レニア。9/8はオリンピック。マウント・レニア国立公園には、東側と南側に主要なトレイル拠点があるので、2日割り当てる。その間をつなぐ園内道路は平日工事中なので、いったん園外に出て移動することに。

宿泊はすべて公園の外。毎日移動する。基本的に前日に国立公園の近くまで行って、当日の朝はやく、トレイルヘッドまで移動。ハイキングして、次の場所に移動、という行動パターン。

オリンピック国立公園の門前町であるForks、シアトルダウンタウンは、とてもホテルが高いので、金曜夜は、オリンピックから離れ、シアトルの手前のTumwaterで宿泊。土曜夜は高くても利便性重視でシアトルダウンタウン泊。

 

荷物はリュック(Osprayの36L)一つにまとめて機内持ち込み。会社のパソコンは持っていかない。

  • 自分のパソコン。
  • カメラ。万能ズーム。シアトルは曇が多いのと、今回は公園泊ではなくホテル泊なので、星は対象外。明るい広角、三脚は持っていかない。
  • 山用として、コアノパンツ、長袖アンダー、メリノハイキングソックス、今回はアウターにフリースではなくソフトシェルを投入。ミドル防寒用にパックダウン、さらに雨具。
  • 街用としてモンベルODパンツ、Tシャツ。(シアトルなので)雨が降るならソフトシェル。折りたたみ傘。
  • 下着類は1セット着ていって4セット持っていく。足りなくなれば風呂場で洗濯。2セットが山用、2セットが街用。
  • ストック、サングラス、帽子、ヘッドランプなど、ハイキング用品。
  • 靴はハイキング靴を履いていって、それで全てすごす。
山用ズボンとしては、スリーシーズンにモンベルODパンツ。対応温度範囲が広く万能。さらに寒い時にコアノパンツ。動いて暑い時はベンチレーションがある。最近は半パンで軽いのが流行っているが、私は長ズボンでポケットにチャックが付いていることが重要だと思っている。

ストックは、前回、コロラドに行った時に空港の手荷物検査でもめた(一回目の検査で機内持ち込み禁止と言われたが、友人のリュックに詰めて別の検査官のところに行ったらOKだった)ので、アマゾンで安くて短く折り畳めるI型のペアを購入。

カメラやパソコン、ガイドブック、補給食などを入れて、総重量11kg弱。

持っていったほうが良かったものはスリッパ。飛行機でもらう安いやつで良い。アメリカのホテルはスリッパが備え付けていないが、部屋に入ったら、ハイキングシューズは脱いでゆっくりしたいものだ。

コンビニで朝食を買う時、サラダやカップラーメンなど、カトラリーがあると選択肢が広がる。先日買った、モンベルのプラスチックの折りたたみフォーム&スプーンも良さげだが、フォークが理由で没収されてもつまらないので割り箸などがいいと思う。

山の上では気温が低いので薄手の手袋もあったほうが良かった。

いつもどおり、朝は買ってきた簡易食、昼は行動食、まともな食事は夜だけなので、ビタミンが不足しがち。指がサカムケになったりするのでビタミン剤もあったほうが良かった。

持って行って助かったものは、パックダウンとバフ(マフラー)。山の上の朝は9月初旬でも摂氏一桁。しかし、日が昇って行動しているとあたたかくなる。調節し易い防寒着はとてもありがたい。 対応範囲が広い(保温性がよく通気性も良い)ウエア、ベースレイヤ、コアノパンツ、ソフトシェルの有効性も改めて感じた。

 
ワシントン州ではレジ袋は有料($0.08ぐらい)なので、持参するか一度もらったものを使いまわしする。ワシントン州のレジ袋は分厚く「リユーサブル」と書かれている。ミネソタでは、ビニールバッグより紙袋がエコな雰囲気でとらえられている。この辺は州によって異なっていて興味深い。

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