前回の空港でのアルコールストーブ没収話に続けて、またもや没収話。
弊社の駐在員向けのサービスの一つとして、海外向けの日本食通販がある。アジアンスーパーで買うよりもむしろ安かったりすることもあるし、日本の食材は美味しいので、ときどき利用している。
何度も買っているものの一つに、亀田「柿の種」がある。小分けのパッケージになっていて、ツマミにもよいし、ハイキングなどの行動食としても便利。 アメリカでもアジアンスーパーで柿の種は買うことができるが、韓国産だったりして、食感がカリッとしていない。やはり亀田のがよいのだ。
今回もいろいろ発注したが、到着したパッケージは「開封したよ」というふうになっていて、没収のお知らせが同封されていた。 説明には「豚製品が含まれているので動物の疾病を予防するために輸入できない」と書かれていた。
アメリカは肉(牛・豚)の輸入に厳しく、帰国時の土産にそれらの出汁が入った品(カレー、ラーメンなど)が没収された、という話をよく聞く。
海外通販リストは、当然、該当国向けにそのような材料を使用したものはリストに出さないようになっている(ハズだしベキである)。
発注リストと内容物を照らし合わせたら、没収されたのは柿の種。
パッケージの原材料に「香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・落花生・大豆・鶏肉・豚肉を含む)」と書かれている。
おそらく、ランダムに開封して、スマホでスキャンして自動翻訳で「豚」があったらNGというような感じなのだろう。
亀田「柿の種」が買えなかったのは残念だが、販売元は返金に応じてくれたのでよしとしよう。
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