2018年9月2日日曜日

『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

勤務先の規定では、海外出向者だからといって、とくに福利厚生が充実するわけではない。
しかし、日本の本の購入補助があり、これは有益なシステムである。

日本に居るときは図書館で借りて電車通勤中に本を読むようにしていたが、
当地では、このシステムを使って読書をすすめたいと思う。

 『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事


著者は、アメリカで医者をしているが食事療法が専門ではなく、内科が専門である。
しかし、医者の視点で論文を読み解き、エビデンスに基づいて健康な食事と不健康な食事についてまとめたものが本書である。

本書の主張は明確で、シンプル。次のとおり。

* 健康を向上させる食品(魚、野菜と果物、茶色い炭水化物、オリーブオイル、ナッツ類)を摂ろう。
* 健康に良くない食品(赤い肉と加工肉、白い炭水化物、飽和脂肪酸)を減らそう。
* 健康に良いとは、信頼できる医学統計的に疾病や死亡率を減らすもの。良くないとはその逆で、統計的にリスクが増えるもの。

低炭水化物ダイエットが流行っていたりするが、本書での主張は「茶色い炭水化物は体に良いが白い炭水化物は体に良くない」である。

また、野菜や果物を食べることは推奨されているが、果物ジュースは白い炭水化物と同じで急激な血糖値上昇をもたらし糖尿病になる。
白い炭水化物(砂糖だけでなく白米や精製された小麦粉)がダメな理由も急激な血糖値上昇をもたらすからで、茶色い炭水化物(玄米、全粒粉、そばなど)が健康に良い理由は含まれている食物繊維が急激な血糖値の上昇を防ぐから。
このへんの考え方が低炭水化物ダイエットとは異なっており、こちらは論文や統計データによる裏付けがある。

白米がダメで玄米が良いとなると、玄米を炊いて食べたいものであるが、アメリカではなかなか手に入らないのが残念だ。 内陸部では魚も手に入りにくい。

アメリカに居ると、オーガニック、ローファット、グルテンフリー、オメガ3脂肪酸などの健康フレーズが頻繁に掲示されている。本書によると、この中でオメガ3脂肪酸だけは効果があるということだ。
心情的には肉類は成長ホルモンの過剰な摂取を避けるためにオーガニックなものを選びたい。

過去の読書記録はこちらhttps://cold-darkstar.blogspot.com/search/label/%E6%9C%AC
https://booklog.jp/users/nkon
http://park11.wakwak.com/~nkon/misc/book/

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