一般的には誕生日が有効期限となるらしいのだが、駐在員の場合、一般的にDriver's licenseの有効期限はビザなどの滞在の有効期限と結び付けられる。先日、ビザの更新を多なったということは、Driver's licenseも有効期限を迎えるということ。親切にも約2ヶ月前に期限切れ予告の手紙が来るので、それにしたがって更新手続きをすれば良い。
DVSのサイトに行って、免許の更新手続きを行う。オンラインでの更新が可能なパターンもあるようだが、免許証の番号を入力すると、オフィスに出頭しての手続きが必要、と表示された。市民ではないからだろう。
コロナの影響かどうかは不明だが、DVS(Driver and Vehicle Service)の予約が取りにくくなっている。約2ヶ月先の有効期限切れギリギリに予約が取れた。期限切れ予告の手紙が来る前に、予約だけしてしまうのがいいだろう。更新予告の情報は予約に必要ではない。一部ウォークインが可能なオフィスもあるようだが、待つことはまちがいない。
Driver's LicenseにREAL IDを付加することもできる。2021年時点ではアメリカの国内線に乗るためにはIDとしてDriver's Licenseを提示すればよいが2023年以降はREAL IDが必要になる。REAL IDはDriver's Licenseに付加することができる。つまり、REAL ID付きのDriver's Licenseを持っていれば、2023年以降も、それでアメリカの国内線にのることができる(国際線はもちろんパスポートが必要)。REAL IDがない場合はDriver's Licenseではなく(国内線でも)パスポートが必要になる。
IDの強さとして次のようになっていて、国内線に乗るときの閾値が変わるイメージだろう。
Standard Driver's License < REAL ID < Passport
途中でREAL ID付きに変更することもできるが、Driver's Licenseの申請時に、Standard かREAL IDかを選ぶことができる。REAL ID付きにする場合、Standard Licenseに比べて必要な証憑書類が増える。
Driver's Licensの更新を予約で取った場合、事前に申込書をオンラインで申請しておき、証憑書類をアップロードしておくことができる。やってみたら、書類不備で何度かRejectされた。当日にRejectされると面倒だが、事前にアップしておいて確認を受けておくと手続きがスムーズ。ただし、事前にアップしておいたとしても、紙の書類を当日持参する必要がある。
当日の手続きはスムーズ。予約もしてあるし、必要事項は事前に入力してあるし、証憑書類もアップしてある。写真を撮ってお金を払って終了。
その後、免許証が郵送されるまで8週間ぐらいかかる、と言われたが、本当に8週間かかった。それまでは紙に印刷されたテンポラリーライセンスを折りたたんで携行しなければならないので不便だ。
iOS15以降ではカリフォルニアなどの州で、Apple WalletにDriver's License を取り込むことができる、とウワサされている。酒店や空港で呈示するのならまだしも、路上で警官にロックを解除したiPhoneを渡すなんて非常識なことをするヒトはいない、というのが市中の反応のようだ。
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