冬にスプリットロック・ライトハウス・州立公園をハイキングしたときに、キャンプサイトを発見。カートインだがスペリオル湖がよく見える素晴らしいキャンプ場。 夏に来たいと思っていた。カートインだと思って油断していたら、あっという間に週末の予約が埋まる。月曜日に有給を取得して日曜泊。
新しく買った機材やYouTubeで見かけた新メニューの実地チェック。
月が暗い時期を選んで訪問。湖面に映る天の川を撮影したかったのだが、曇&夕立。
前日と翌日は、近くでサイクリング。夏は35℃を超えてくるセントポール近辺よりも数度は確実に涼しく、快適。
Split-rock lighthouse state park
スペリオル湖北岸の州立公園。湖に突き出してる岩の岬に立つ有名な灯台がある。このあたりは、山側からの地形の押し出しと湖からの浸食でできたビーチの組み合わせの地形。伊豆っぽい感じ。州立公園内はアップダウンがあるトレイルと見晴らしが良い岩山。キャンプサイトはカートイン。いずれのサイトも湖の見晴らしが良い。
駐車場についたら、シャワーで汗を流して着替える。お湯が普通に出て快適。
水を汲んで、カートに荷物を積んでサイトまで。今回、ダイソーのジェネリック・プラティパス(2L、廃番?)に水を汲んだが、それでピッタリぐらいの消費量。キャンプサイトは互いが離れていて、他サイトの声が聞こえることはない。そのぶん、カートを押す道は長かったり傾斜が急だったり。
サイトにもよるが、ほとんどのサイトからは湖がよく見える。私が泊まったところからは、ちょうど灯台が見えた。
熊よけの食料庫が備え付け。熊は出なかったが、リス・スズメがおこぼれを目当てにやってきた。蚊には何箇所か刺されたが、あまり気にならないレベルだった。
サイトからスペリオル湖と灯台がよく見える |
夕食。日没が2100ぐらいまでで、夕方の明るいなかで夕食の準備。
焚き火。いつもは固形の着火剤を使っているのだが、今回は乾燥機の糸屑にフェロセリウムで着火。焚き火は木組みが8割。あとはどの方法でも火がつく。
今回は材料を共用して品数を増やすことを考えてみた。
ポテサラ。じゃがいもを切って茹でる。細かく切って、シェラカップに盛る。ホットサンドメーカーで焼いたソーセージとツナ缶を投入してマヨネーズ。ソーセージが多すぎた。
フィッシュ・アンド・チップス。茹でたじゃがいもを素揚げ。冷凍してあったトラウト2匹。3枚におろして、皮ごと天ぷら。メスティンで揚げる。前回は天ぷら粉を使ったが、今回はKALDIで買ってきたフリッター粉。あんまり違いが分からなかった。
もう1匹は焚き火で焼き枯らしにして、翌朝のトラウト飯に。
トンカツ。キャベツを千切り。豚もカットして、卵&パン粉につけ揚げる。油を共用したかったとはいえ、揚げ物2連続は腹にモタれる。とんかつソースは醤油入れに小分けして。
揚げ油を利用してアヒージョも作るつもりだった(ソーセージと舞茸、アンチョビ)がこの時点で満腹なのでキャンセル。ツマミとして、キャベツ&アンチョビミックスを作ろうとしたら、夕立の気配。
肉、魚は、使い捨てのまな板シートを導入してみた。かさばらないしまな板の片付けが楽。 |
じゃがいもはOptimusのクッカーで茹でる |
ソーセージが多すぎて、下のポテトが見えない |
フィッシュ&チップス |
メスティンの蓋は、フリッター用に使ったあと、洗ってパン粉用に。油切りの網はメスティンピッタリサイズ |
日も落ちたころ、夕立の雲がやってきた。ピクニックテーブルに展開している機材を撤収して、テント内に避難。2人用のテントなので中は広々。魔法瓶に氷、醤油入れにレモン汁、375mlのペットボトルウィスキー、サーモスの保冷カップ。テント室内天井にはフックがあるので、 GoalZeroのランタンを吊るす。パソコンに保存しておいたコンテンツを楽しむ。
気温は17℃と上着がないと肌寒い感じ。
夕立は1時間ぐらいで上がる。外に出てみると、星は見えないが、ホタルが飛んでいるような。スマホの写真にはうまく写らなかった。
たぶん、ホタル(写っていない) |
朝食。この時期、日の出は早く、目が覚める(早めに寝よう)。
米を水に浸し、焚き火に火をつける。
米はトラウト飯。前日に焼き枯らしにしておいたトラウト、家で作っておいた合わせ調味料(酒、みりん、醤油)。今回は固形燃料で炊飯。1合だと固形燃料1個だとやや足りない。0.5合ならちょうどよいだろう。
飯が炊けるのを見計らって、焚き火+ホットサンドメーカーでソーセージ&目玉焼き。
アルコールストーブで湯を沸かして、コーヒー&味噌汁。今回は魔法瓶で氷を持ってきているので、サーモスのタンブラーに氷を入れて、上からコーヒーを落としてアイスコーヒーに。
朝 |
トラウト飯。調味料(酒、みりん、醤油)は家で混ぜておく |
1合だと、固形燃料1個では若干足りない |
Evernewのアルコールストーブで湯を沸かし、味噌汁とアイスコーヒー(サーモスの中に氷が入っている)。GSIのドリッパーは超軽量。豆はその場で挽く |
撤収。朝はよく晴れていて、テントも乾いたので撤収。
帰宅後に点検もかねて片付け直す、という意見もあるが、次の日は仕事だったりするし、できる限り現地で片付けきっておくようにしている。
メスティンとOptimus Crux Weekend HE クッカーはテフロン加工なのだが、片付けがとても楽。水で濯いでキッチンペーパーで拭き取るだけで良い。テフロン加工のクッカーは良い。キッチンペーパーはあればあるだけ役に立つので多めに持ってくる。焚き火で燃やせばゴミも減量。
今回は持ち物からフライパンを外した。ほとんどの場合、ホットサンドメーカーで代用可能。最近、あまりホットサンド自体を作らないが、テフロン加工のフライパンとして焚き火でガンガン使えて良い。
クッカーはOptimusをメインにして、Jetboilは持ってこなかったが、不便はない。逆に湯沸かし用にEvernewのアルコールストーブ。Jetboilよりも軽くて小さい。
調理は備え付けのピクニックテーブル上で行ったが、ローチェアー&ローテーブルを持参して、食べるのはそちらで。もたれられる椅子は、昼間に自転車に乗っていたりすると、体がリラックスできて良い。荷物にはなるが、その価値はある。
ExPed White Out 30S 防水バックパックは、防水性能が高すぎて内部に結露しがち。シリカゲルを入れておいたほうが良さそう。
写真は寝袋圧縮袋。適当に詰めて、紐を引っ張れば半分ぐらいに圧縮できる。
Mesabi Trail
前回・前々回は西側を走行。今回はBiwabikからTowerまでの区間。TowerからElyまでは時間がなかったのと、未開通区間が多かったりするので、またこんど。
この区間の目玉は、フローティング・ブリッジ。湿地帯を直線的に浮橋が続いている。周囲に丘があり、尾瀬っぽい雰囲気。その先の区間はグラベルだが、締まっていて走りやすい。
途中のEmbarassという町は、開拓時代っぽい雰囲気を残した町。
道中、トレイル中に猛禽らしき鳥。よくわからなったが、若いタカ?
Embarassの古い郵便局 |
Tower近辺のMesabi Trailは建築中 |
湿地の上のFloating Bridge。遠くに丘 |
グラベル |
Gitti-Gami State Trail
前回もキャンプと組み合わせて来ている。スペリオル湖北岸の見晴らしが良いトレイル。その分、アップダウンもある。今回は、足を伸ばして、Silver creek cliff tunnelまで。トレイルは続いていないが路側が広い。交通量が多いので気をつけて走る。
スマホを広角レンズ+下から上にパノラマ撮影(パノラマ広角という技法) |
三角点 |
この海岸は赤い。Agate(瑪瑙)が拾えそう。3人先客がいる |
ザックの防水性の高さが逆にあだ(結露)になる、、、気がつきませんでした。盲点でした。ありがとう!
返信削除日中、モヤがかかったように湿っていて、夕立で急に気温が下がったからでしょう。何事も使って試してみないといけませんね。
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