2025年6月7日土曜日

Garmin Instinct 3 Dual Power 45mm

心拍計測、GPS計測機能がある、アクティビティ用のスマートウォッチ。 前から欲しかったのだが、ついに購入。使用レポート。画面はALMODではなく、MIP(Memory In Pixel)液晶。そのかわり太陽電池が付いている。日本ではDual Powerと言っているが海外ではSolarと言われている。

 


 

機械式の腕時計も持っているのだが、それは日本に保管してあり、海外で活動しているときは、G-SHOCK の四角いデジタルのやつ(GW-M5610)を使っていた。頑健、防水、ソーラー充電、電波時計、ワールドクロックで、メンテナンスいらず。時計はこうでなければ。

さすがにウレタンバンドが劣化してちぎれかけてきていたし、スマホでログを取っていると、すぐにスマホの電池がなくなってしまうので、GPS時計を物色していた。

自転車のときはメーターでログを取っていたが、ランニングやハイキングはスマホでロギング、水泳のときはログ無し。という状態。 

この分野の先駆者であり、GPSの精度が良いこと、アクティビティのサポート機能が豊富なこと、太陽電池と組み合わせた電池の持ちが良いこと、からApple Watchは候補にならず、買うなら Garmin だろうと思っていた。最近のGarminはユーザ不在で迷走気味なところもあるが、まだまだ過去の遺産がある状態。

カラーディスプレイや地図の表示機能がある、より高価なモデルもあるが、時計としては、多機能さ・スマートさよりも、破損や電池残量を気にせずに使えるべきである。シリーズの中で、対ショック性と電池の持ちに特徴があるInstinctシリーズが第3世代になり、仕様も安定してきたので買い時であろう、と。通常モードであれば、ソーラー充電すれば、電池寿命は「無限大」。日常使用では基本的に充電を気にしなくても良い。GPSログモードでも40時間(ソーラ使用時は+90時間。マルチデイのアクティビティでも途中の充電をあまり気にしなくて良い。

一方、地図は表示されず、モノクロ画面だが、それはトレードオフ。光学式心拍センサが一世代前なので、検出性が劣るのがやや残念。45mmは日本人の腕にはピッタリの大きさで、樹脂ケースのため重量も軽量。

Garminは従来から日本の代理店の力が強く、並行輸入品を排除するために国際版では日本向けの機能(日本語メニュー、Suicaなど)が対応していない。日本のヨドバシカメラでオンライン購入して、妻の訪米時にハンドキャリーしてきてもらった。さらに、日本版のデバイスは、Garmin Connectの国設定をウェブアプリから「日本」に設定しないとスマホとのペアリングもできない。このワールドワイド時代に代理店の鎖国利権は歓迎できない。


 

デバイス自体は多機能だが、基本機能はマニュアルを参照しなくてもそこそこ使える。メニュー階層は相変わらずクセがあり、習得が大変だ。

カリフォルニア旅行中のアクティビティのログを取ってみたが、自転車用のデバイスと同様にGarmin Connectとのリンク、Stravaとのリンクもスムーズ。ソーラー充電は補助的な感じ。GPSを使っていると炎天下でもバッテリーは減っていく。

Instinct3から標準装備になったライト機能が以外に便利。夜にホテルで起きてトイレに行くときや、ちょっとした探し物のときなど、スマホの懐中電灯機能よりも手元にあるので使いやすい。

ICOCA支払い機能もあるようだが、まだ試していない。たぶん、チャージした分はスマホとは別管理になるので、たぶん使わないだろう。 

スマホの通知が腕時計に転送されるのは便利なようで、うざったい。OFFで良いだろう。 

重さ、大きさ、充電間隔も日常使いに適しており、買って満足である。

 

 

 

 

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