2022年5月7日土曜日

Fishing and Hiking at Whitewater state park

今年の春は天気が悪い、とくに週末は天気が悪い。今月末の旅行の脚ならしに、5月上旬にハイキングにいっておきたかった。しかし、ミネソタ北部はまだ雪に覆われていたり雪解けの泥濘、ということで南部で検討。そしたら釣りもできるのでは?!。しかし今週末は日曜日が雨、土曜日は自転車、また、日本がGWで業務閑散期、ということで、職場の無言の圧力をはねのけて有休取得して、金曜日にミネソタ南部のWhitewater state parkに釣り&ハイキング。

 

Whitewater state parkはミネソタ南部にある州立公園。Driftless areaと呼ばれる、氷河が削り残した石灰岩台地地帯にある。ここを川が削って谷になっている。ハイキングトレイルもあり、石灰岩侵食地形なため、断崖絶壁の絶景ポイントが多く、アップダウンもかなりある。石灰岩から湧き出した水は年中温度が一定で冬も凍りにくい清流であり、stream troutの生息地。近隣の孵化所からのニジマスが放流されていて、釣りで有名。キャンプもできる。また、この地域はミネソタにある針葉樹林地帯、広葉樹林地帯、ステップ地帯のうち広葉樹林地帯でもある。 



8:30から釣りスタート。天気は曇り〜晴れ。朝のうちは全然釣れなかった。フライをニンフからドライに変えてみても反応無し。あきらめて河岸を変えてフライも別のニンフにしたら、パクパクと釣れた。暖かくなって虫が飛んで魚の活性が上がったのか、ポイントなのか、フライの選定なのか、結局よくわからない。釣りは難しい。釣れたのは、近所のCabela'sで買った、コガネムシっぽい緑のラメがある14grainの軽めのフライ。帰りしなに買いだめしてきた。

ニジマスが放流されているとのことだが、今日釣れたのは、斑点の密度、斑点のまわりの白いふちどりから、ブラウントラウトと思われる。 北米ではブラウントラウトはヨーロッパからの移入種ということだが、ニジマス(サーモントラウト)とは属から違って、むしろタイセイヨウマス(アトランティックサーモン)の近縁らしい。

 






 

Bag limitの5匹釣れたので、昼食。2匹を天ぷらに。炭水化物としてソウメンをヒガシマルの粉末出汁で。イマイチ手際が悪く、天ぷらは苦戦。ソウメンは、固形燃料+携帯コンロでやったのだが火力不足。結局ガスで調理。




 

ダイソーの1.5合テフロン加工メスキット、専用網、スパイスポーチ、焚火手袋。スパイスポーチはボトルつきで500円だが、市販のスパイスボトルがそのままフィットするので汎用スパイスをセット。今回は別のロケットボトルでスペシャリティスパイス(ゆかり、柚子七味、トリュフ塩)も持参。天ぷら粉はUnited Noodleで購入可能。

 

残りは自宅で天ぷら

 


 

午後はハイキング。上述のとおり、アップダウンがある広葉樹林帯のコース。基本はダートだが、ところどころ岩場(露出した石灰岩の崖)もある。絶景ポイントも多い。

 










 

クリークを渡る橋が新しくなっていた。木でできているがワイヤーで繋がれている「流れ橋」。


キミが来ると釣れなくなる

朝はキツツキが樹をたたいていたが昼過ぎは音もせず姿も見なかった。自然は刻々とその姿を変える。

 

 


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