地図アプリにはいろいろあるが、アウトドア活動では、オフラインで使えること、必要な情報(トレイル、標高、設備など)が入っていること、が重要となる。
ミネソタの州立公園では、パーク内のトレイルマップをGeoPDFとして公開している。GeoPDFはPDFファイルにGIS(座標情報)を付加したものだ。対応アプリで見ると、地図の上に現在地が表示される。元々がガイドマップなので、必要な情報が見やすい。拡大縮小しても線が滑らか。
https://www.dnr.state.mn.us/mobile/geopdf/index.html
ハイキングで歩く時は、スマホのStravaアプリでログを取っていることが多いので、現在地とトレースはStrava上の地図からも参照できる。ただし、Stravaの地図はオンラインでないと使えないのと、トレイル情報や標高情報などが荒い、ということが欠点。
自転車の場合はGarminのメータに北米のOpenStreetMapの詳細地図が全てダウンロードされているので問題ない。ハイキングでもGarminでログを取れば良いのだが、自動停止機能をOFFし忘れて歩行速度ではデータが記録されていなかったりする。
ミネソタではGeoPDFで公開されているデータが容易に手に入る。GeoPDFを使えば、それらの欠点を補うことができる。
GeoPDF自体は公開されたデータ構造。それを開くアプリはいくつもあるが、上記で紹介されているAvanza Mapをインストールして使っている。
GeoPDF自体は、ミネソタのDNRでも配布しているし、ダウンローダーから地域を指定して、ダウンロードや購入も可能だ。
Geographica
キャッシュ型と呼ばれる地図ソフト。日本の登山で愛好者が多い。見かけは普通の地図アプリなのだが、表示データをキャッシュしておいてオフラインでも使用可能。ルート検討時にオンラインで地図を見てキャッシュしておき、行動時はオフラインで参照する、という使い方。いきなり現地に行っても地図データが無い。必ず事前閲覧が必要。
いろいろな地図データを利用可能。広域データはOpen Street Mapだが日本国内は国土地理院の地図が参照可能。私は使ったことが無いがログ機能などもある。
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