勤務先の規定では単身赴任者は6か月に一度の帰国旅費補助がある。
前回は正月に帰国したが、コロナも落ち着いてきた雰囲気だったので、夏のシーズンにも権利を行使した。
| 夕立 |
認知科学とマーケティングの融合について。
『Mind Hacks』と似たような分野だが、よりマーケティングに特化した内容になっている。
認知科学での知見によれば、脳は非自覚的に外界を認識し、認知や行動に対して自由意志とは異なる影響を受ける。企業からの広告メッセージはそれを十分に理解して活用している。また、現代ではデジタルデータによって的確に個人の特性を把握し、それに適応した広告が提供される。本書にある例では、Facebookのタイムラインのデータから個人の性格分析を行い、それにカスタマイズした選挙広告を行った(その年はトランプが大統領に当選した)ことなど。
漫画だけど、建築談義と亀戸酒場。著者自身が一級建築士なので、よくある業界お仕事本とは段違いにネタのマニアック度が深くて、とても良い。図面がたくさん出てくるのもよい。おそらく実例をもとにしたとは思うが、この作品のために詳細を考えて設計されているのだろう。構造、工法、素材、ヒューマンファクター的な寸法、都市計画、法律、施工、独創性。一級建築士の守備範囲は幅広い。
ブルーバックス。最先端の研究者による、わかりやすい解説。光速、万有引力定数、電気素量など、物理定数を決定するためのこれまでの取り組みを解説。著者は産総研での計量標準総合センター長、内容は最新の2019年のプランク定数、電気素量、ボルツマン定数、アボガドロ定数の定義値化までキャッチアップされている。
上野の科学博物館に、光速や万有引力定数を測定する展示があって、非常に良い。
第6回(ネタが無かっただけで、番組は継続しています)はコロラドの14ersに登ったことについて、一緒に行ったIさんとお話しました。
↓音が出ます。
Apple Podcast, Google Podcast, Sptify, Anchor.fm などから Minnesota Hoso Kyokai を検索しても聞くことができます。
https://anchor.fm/nobuhiro-kondo
14,000feet(4267m)より高い山をアメリカでは14ersという。全米に89座あり半数以上の53座がコロラドにある。今まで登った一番高いところは富士山なので、それより高いということは、登ってみたくなる。
| Torreys Peak(4351m) |
写真はクリックすると拡大される。
長いです。
昨年やって楽しかったので、今年も爆飲会のみなさんでグループキャンプ。
土曜日の朝から近くのPrestonという町で釣り。午後はMystery CaveのGeographic Tour。宿泊地は、Forest Ville State Parkの近くのMaple Spring Campgroundという私立のキャンプ場。日曜日は帰宅して道具を片付けて買い物など。
サブタイトルは「この国は、なぜ人を粗末に扱うのか?」。本書の主張は「大日本帝国」的な、国・会社・集団の都合を第一に考えて、個人を尊重しない考え方が、長時間・低賃金労働などの現代の日本の悪状況を作り出している、ということ。会社のために低賃金・長時間で働く過労死は「特攻」となんら変わらない。
その根本原因は今でも残る「大日本帝国」的な精神。ドイツがナチスを完全悪として消し去ろうとしていることと対象的に、現代でも「特攻」を軍指導部の狂った作戦と同調圧力による犠牲ではなく、国を守る英雄的な行為と考える人が一定数いる。大日本帝国の信奉者だ。まさしく敗戦が完結していない、ということだろう。次は本書からの引用だが、現代でもよく見られる。
目的を達成できるか否かという「可能性」が、その目的を達成するための「努力」にすり替わり、目的を達成する「努力の尊さ」が「その努力において自分を犠牲にすることの尊さ」にすり替わる。
それらの大日本帝国的な精神論・考え方は単なるイデオロギーにとどまらず、批判的な考え方の欠如・権威への盲目的追従となり、現実的に、日本の発展の妨げとなり競争力・国力を削ぎ続け、失われた30年(もっと続く?)となっている。 大日本帝国時代(1889-1945)の57年よりも日本国時代(1947-2022)の76年ほうが、はるかに長い。いいかげんに現代に適応しないといけない。
憲法が「日本国憲法」から「大日本帝国憲法」に変わろうとしている、今こそ読んでおくべきかもしれない。
デザイナーの山中俊治氏が高校生向けに4日間のデザイン授業をした講義の書籍化。非常に基本的なデザインの手順を丁寧に解説されている。しかし、これまでも同著者の本を読んでいたとすると、新規の情報は少ないと思う。基本的には同じデザインの手法がより噛み砕かれて説明されている。
プロセスとしては、1.スケッチ、2.アイデアの出し方、3.プロトタイピング。スケッチや観察に重きを置くのが著者の特徴だろう。