2018年7月14日土曜日

VISAでの米国入国

観光や出張で訪米する場合、日本人なら通常 ESTA でアメリカに入国する。最近は KIOSK 端末もあり、比較的スムーズに入国手続が済む。しかし、長期就労の場合、VISA での入国となり、少々勝手が違う。




 

VISAの入手

別記事でも書いたが、日本の領事館に書類を提出してVISAを入手しなければならない。手続きには面接が必要だし、面接終了後からVISA発行まではパスポートは領事館に預かられてしまう。1週間ほどしたら、VISAが貼られたパスポートが郵送で返却される。

VISAの延長の場合は、米国に居たとしても、日本に戻って上記手続きを踏まなければならない。

VISAでの入国

VISAで入国する場合は、米国民でもなく、ESTA でもない一般の外国人窓口に並ぶ。通常、非常に時間がかかる。1時間ならいいほうで4時間並んだという話も聞く。

「軽く死ねますね」

入国後に国内線で乗り継ぎなどの人は注意したほうがいい。企業での出向の場合は、I-129S という書類を2部用意して入国審査官に渡さないと行けないので、この書類はトランクに入れてはいけない。ハンコを押して1部返却してくれる。

いったん、日本に帰った場合などの入国時には、VISAの窓口に並び、このハンコが押された I-129S を必ず見せなければならない。

I-94の確認

その後、ウェブサイトにアクセスして、自分のパスポート情報を入力し、I-94 を印刷して保管しておく。I-94 は米国にいることを保証してくれる大切な書類だ。

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