中国山地の分水嶺をネット地図でたどりながら、地形の成因を探る。従来は侵食と河川争奪によって中国山地の地形ができたと考えられていたが、筆者は隆起による新説を唱えている。学術的に、この新説はまだ受け入れられておらず、内容については、現時点では独自研究的な扱いであることに留意してお聞きたい。
とくにコロナ禍のときに自宅でパソコンでネット地図を見ながら研究したようだ。そのような楽しみかたもあるが、やはりフィールドに行ってその場で感じるものも多いだろう。
中国山地の分水嶺をネット地図でたどりながら、地形の成因を探る。従来は侵食と河川争奪によって中国山地の地形ができたと考えられていたが、筆者は隆起による新説を唱えている。学術的に、この新説はまだ受け入れられておらず、内容については、現時点では独自研究的な扱いであることに留意してお聞きたい。
とくにコロナ禍のときに自宅でパソコンでネット地図を見ながら研究したようだ。そのような楽しみかたもあるが、やはりフィールドに行ってその場で感じるものも多いだろう。
六甲山系の低山バリエーションルートが題材になっているが、サラリーマンの仕事や人間関係の苦しさを描いた小説。地理的に馴染みが深く引き込まれる。ストーリーはシンプルで展開もわかりやすく、一気に読んで楽しめる。
7/4(独立記念日)の週末、スペリオル湖北岸のGeorge H. Crosby Manitou State Parkのバックパックキャンプサイトが予約できたので、避暑を兼ねて行ってきた。せっかく北の方で泊まるので、日帰りでは行きづらい、カナダとの国境にあるGrand Portage State Parkにも。
スポーツ用サンダルとして、Keenのものを長らく使っていたが、劣化したので買い替え。こんどはHOKA HOPARA2にしてみた。Keenで感じていた不満点がどのように改善されているか、という観点で使い勝手を見てみる。
辺境ノンフィクション。イラクというと砂漠のイメージがあるが、チグリス・ユーフラテス川の下流は湿地帯となっている。文明の発祥であるシュメール・メソポタミアから続く生活スタイルを引き継いでおり、湿地帯というアクセスの悪さから現代文明から隔絶された状態になっている。情報がほとんど無い地帯に筆者が体当たりで潜入して行く感じが面白い。
装丁は分厚いが紙が厚いだけで読むのに時間はかからない。
ヨセミテ、カリフォルニア旅行の計画編とギア編。持っていったものと使ってみての振り返り。
2025カリフォルニア旅行のヨセミテ編。長くなるし参照性も良くなるのでヨセミテ編だけ記事を分ける。
関連記事は次のとおり
長いです。写真はクリックすると大きくなります。動画も見てみてください。GPSログはStravaへのリンクです。
妻と現地で合流してのカリフォルニア旅行。私自身は以前にも行ったことがある地域だが、妻も同行していると、また違った視点で楽しめる。
本記事では旅行全体の概要と個別記事で書ききれなかったことをまとめ、以下の個別のトピックは別記事とする。
長いです。写真はクリックすると大きくなります。動画も見てみてください。GPSログはStravaへのリンクです。
WaymoはGoogle傘下のWaymo社がサンフランシスコエリア(拡大中)で運用しているアプリ配車の自動運転タクシー(UberやLyftみたいなもの)。一番の特徴は、もちろん、センサー搭載の車で、無人で自動運転されていること。それ以外の使い勝手(アプリで呼ぶ)はUberと変わりない。実際に体験してみて、非常に良かったので記事にする。
心拍計測、GPS計測機能がある、アクティビティ用のスマートウォッチ。 前から欲しかったのだが、ついに購入。使用レポート。画面はALMODではなく、MIP(Memory In Pixel)液晶。そのかわり太陽電池が付いている。日本ではDual Powerと言っているが海外ではSolarと言われている。
メモリアルデーの連休、とくに予定を決めていなかったが天気が良かったのでいろいろ遊びに行った。午前中は釣り、午後は友人のキャンプサイトに行ってランチ。これまで、トラウト炊き込みご飯を作ることが多かったが、ちょっと趣向を変えてメスティンでビリヤニを炊いてみた。エスビットの固形燃料で自動炊飯。
探検的登山のノンフィクション。隅々まで開拓され情報化された今の世界で、冒険の意味を見出したい筆者の山行。内省的、修辞的な記述が多く、どこか「本多勝一」っぽい感じもある。著者の意図とは異なるかもしれないが、Google Mapsを開いて、ルートやそこからみた景色を想像しながら読むのも楽しい。
金曜夕方、会社での道路清掃の公共奉仕のイベントが終わったあと、1時間ほど南下したところにあるHay Creekに釣りに行って、その後近くのフロンテナックステートパークにキャンプで泊まって魚を食べる計画。直前に予約したので、バックパックキャンプ場しか空いていなかった。 フロンテナックステートパークのキャンプ場はミネアポリスから近く、よく整備されていて人気なのだ。
前回の徒歩キャンプはドライフード中心でロングトレイルのシミュレーション的に実施した。今回は、調理を楽しみつつ、荷物と食材をバックパックに納めるというバランスにチャレンジ。
先日、外食でタイ料理屋でカレーを食べたら美味しかった。インド風カレー、和風カレー(いわゆる欧風カレー)は好きでよく作っていたが、タイ風カレーも試してみた。日本人会にタイ出身の人が参加していて、よくタイカレーを作ってきてくれている。
タイカレー、とくにグリーンカレーはフレッシュな辛味がよい。たぶん青トウガラシ、あとはエビなどの発酵調味料。しかし具材から作るのは難しいみたい。検索してみたらグリーンカレーペーストを使え、と。アジアンスーパーで買ってきた。
市街近くのコモ・パークでは5月上旬にチェリーブロッサムフェスティバルというのがある。公園内に何本か桜が植えられているのだ。他にも、ノーマンデール日本庭園というものもあり、そこにも桜が植えられている。今まで行ったことがなかったので行ってみた。結果としてはいつのまにか咲いていて、散ってしまっていて、十分に桜を楽しむことができなかったが、5月の陽気の中、よい外出となった。
ミネソタにもダイソーが出店。噂では3店舗ぐらいできるとのことだが、最初に開店したCrystalのダイソーに行ってみた。 開店の次の日の土曜日にも行ってみたのだが店の外まで行列ができたいたので、日を改めて金曜日の夕方に訪問。
ボーイング社は、エアバス社の小型旅客機に対抗するために、かつ新規機種の開発コストを避けるために従来機の737を改造して737MAXという旅客機を開発した。従来はエンジニアリングと品質に重きをおいていたボーイング社だが、アメリカ流の株主利益を最大化させる経営方針のために設計力、品質管理がおろそかになっていた。そんな中で開発された737MAXは従来機を無理やり改造してセンサと制御で飛ばすようになった。しかし、その制御システムの不具合により737MAXは短期間のうちに2度も連続で墜落する事故を起こす。その調査の過程でスケジュールとコストを守るためにFAA審査での隠匿なども明らかになった。本書はそのような、エンジニアリングと品質ではなく株価を第一の指標としたボーイング社の経営方針の変化が、事故および結果としての企業価値の下落を招いたと指摘する。さらにそのような経営方針の源流はGEにあるとして、GE流のコストカット、選択と集中などの経営が他の企業にも影響を与えていると指摘する。
その後も、737MAXは非常ドアが吹き飛ぶなど、設計だけでなく生産、品質管理の低下も止まらなかったし新機種の開発という開発経験の蓄積もできない状態だった。2024年、技術系のCEOが就任して、信頼回復を目指すという、今後の変貌が注目されている。ボーイングだけでなくインテルも同様な株主至上主義的な理由で経営が低迷した後、CEOが技術系のパット・ゲルシンガーが着任して改革しようとしていたが、AI波に乗れず志半ばで去った。
前に読んだTSMCの本での主題が、技術的に最先端であること、顧客にフォーカスすること、台湾を守ること、台湾人の勤勉で低コストな労働力とサプライチェーンに支えられていること、であったことと比べて、対照的で興味深い。
先日、アジアンスーパーで、高級そうな冷凍小籠包を買ってきた。レンジでチンしようとしたら、カピカピになって美味しく調理できなかったので、キャンプ用のメスティンやら蒸し網やらを出してきて調理。これしか蒸し器を持っていないのだ。結果、美味しく食べられた、という話。
HumanGearのカトラリーGoBitesシリーズの新商品。折りたたみ型のスプーン&フォーク(ナイフ機能もあり)のSpin。本記事の時点では日本未発売。USでも直販(売り切れ)とREIのみの限定販売のようだ。クッカーにスタッキングしやすい収納サイズがとても良い。ポイントが余っていたので衝動買い。せっかく買ったので速報記事。
冬の間のアクティビティのひとつとしてクロスカントリーがある。ミネソタは氷河に削られて平坦なので山がなく、普通のダウンヒルスキーのスキー場はすくない。また、最近のアメリカでのスキー人気の上昇によりスキー場の値段がどんどん上がっている。いっぽう、平地の圧雪されたトレイルを滑るクロスカントリースキーもポピュラー。高校生や社会人の草レースも多く開催されている。パウダースノーを滑るバックカントリースキーとも違う。
これまで、都市部のゲレンデで自己流、または友達に教えてもらってクロスカントリースキーの練習をしていた。練習ということは本番がある。クロスカントリースキーをやってみようと思った目的は、冬場の有酸素運動、という目的もあるが、州立公園などの公園をクロスカントリースキーで林間移動して景色を楽しみたいと思っていた。今年から州立公園でのスキーレンタルが開始されたのと、練習の様子から、たぶん大丈夫だろう、と思ったので、行ってみた。
友人の読書記録から興味をもったので。台湾人の筆者による半導体ファウンドリーのTSMCに関するビジネス書。歴史、業界、企業文化、経営方針などについて、当然、地政学についても、たっぷりと書かれている。台湾を守るものは軍事力だけではなく世界の要である半導体産業だ。繰り返し書かれていることに、TSMCのコアは技術集約型産業で比類なき競争力を獲得していること、そのエンジンが台湾人エンジニアのコストパフォーマンスにあることだ。台湾からみた世界情勢や日本・日本人についての記述も興味ぶかい。
技術に投資し人を鍛え競争に勝ち事業を育て報酬を払う、というサイクルを長期的に繰り返す、基本的だと思うが日本でそのような腰を据えた経営を実行できている会社がどれぐらいあるか?アイデア+プレゼンで一発当てたいみたいなのが多すぎて中身がないように見えることが多い。
追記: 本書中に、TSMCとの合弁会社がアリゾナに建設中という話が何度も出てくるが、アメリカの人件費の高さに関する懸念も何度も出ている。タイムリーにも、トランプ氏が「『台湾が半導体産業を奪った』米国に取り戻す」と語ったそうだ。
セントポールの州議会堂で、スノーボードを滑るという冬のイベントをレッドブルが行っていたので見に行ってきた。州議会堂の階段のところにコースを作ったり、手すりや石段をコースにしたりして、技を披露するという感じ。サブタイトルがHeavy Metalで照明、音響、MCでも盛り上げようという感じ。当然、会場ではレッドブルが配られている。入場無料。
最近、なにかで知った、赤、白、ロゼとはちがう第四のワイン。白ぶどうを使うが、赤ワインのように皮や種もいっしょに醸造する。赤と白の中間で何にでも合わせやすいと。
ちなみに、ロゼは赤ワインに使う黒ブドウの皮や種を取って白ワインのように醸造して作る。
一時帰国したときに、ちゃんとした酒屋に買い物に行ったついでに聞いてみたら、在庫があるということで買ってみた。